『 カバーデザイン 』 と 『 タイトル 』 に釣られて読みました。
『 製鉄天使 』
著者:桜庭一樹
創元推理文庫 2012年11月30日 初版
鳥取県赤珠村に根を下ろす製鉄会社の長女 赤緑豆小豆。
彼女は、鉄を支配し自在に操るという不思議な能力を持っていた。
荒ぶる魂に突き動かされるように、レディース「製鉄天使」の初代
総長として、中国地方全土の制圧に乗り出す。
ストーリーよりも、主人公の赤緑豆小豆が乗る、赤いバイクの車種が
気になった。
時代背景は、1970年代後半から80年代前半。
バイク屋で売れ残っていたバイクだとすれば1970年代のバイク。
車体の色が赤だと、
ホンダ CB400 FOUR
スズキ GT380
この2台が浮かびましたが、どちらも人気あった気がする。
自分の中の80年代の赤いバイクは、
ホンダ CBR400F
83年製でこちらも人気車種だったから設定と違う気がします。
自分の中ではイメージにピッタリなんですが。
何故か、ストーリーよりも登場人物たちが乗るバイクが気になり、
登場人物たちが乗るバイクの車種を考えて読んでました。
個人的には、もう少しバイクの描写があった方がよかったと思います。
この作品の元になる著者のデビュー作「赤朽葉家の伝説」を読もうか
検討中です。