4月に入りましたが、中国では、東日本大震災(東北関東大震災)の被害状況を福島原発事故と合わせていまなお非常に深い関心を持って見ています。
塩の買い占め騒ぎなど流言も多く、大衆は地震や原発関連の情報にかなり神経質になっています。
最近、中国のネチズン(ネットユーザー)の間で広まり始めているのが、東日本大震災と四川大地震、マヤ歴の終わりの日の奇妙な一致。
中国では日本の地震発生日(2011+3+11=2025)と四川大地震の発生日(2008+5+12=2025)、マヤ歴の終わりの日(2012+12+1=2025)をつなぐ共通数字が2025だという流言が広がっています。
偶然なのかどうかは不明ですが「興味深い一致」とされています。年月日を足して2025の日が大凶?
さらに興味深いのは、近年の世界の大震災は以下の3つですが、月日の並びが不思議です。これも中国で話題になっています。
四川(M7.9) 2008年5月12日(月)現地時間14:28
ハイチ(M7.0) 2010年1月12日(火)現地時間16:53
チリ(M8.8) 2010年2月27日(土) 現地時間3:34
横に並べて
512
112
227
縦で並べて見ても
5
1⇒512
2
1
1⇒112
2
2
2⇒ 227
7
縦から見ても横から見ても同じになります。
ちなみに阪神淡路大地震(M7.3)は、1995年1月17日(月) 5:46。
東日本大地震(M9.0)は、2011年3月11日(金)14:46。
時刻をバラバラにして足せば、
5+4+6=15
1+4+4+6=15
1999年7月の時は、あれほどノストラダムスの大予言の「アンゴルモアの大王」が騒がれた割に結局、何も大きなことは起こりませんでした。天変地異が激しく起こる時、人は終末思想に染まりやすく、数字の一致も中国ではその表れの一つなのか、はたまた、何らかの意味ある一致なのか。
こういう数字の一致を気にする中国人の思考回路が、なかなか興味深いものです。