映画「海猿」のロケ地 呉の両城200階段 | 福岡占いの館「宝琉館」 ホウリュウの開運鑑定ダイアリー

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福岡占いの館「宝琉館」の深川宝琉館長が占い(運命学)について綴る開運ダイアリーです。運命学も各占術の書籍のみに盲従せず、実占を通して活きた開運学に醸成することが肝要。おもむくまま雑感を記します。



日を新たに命を立つ ホウリュウの開運鑑定ダイアリー  9月18日から公開された映画「THE LAST MESSAGE 海猿」は大好評ですね。音譜


 私も先月、映画館で3Dのメガネをかけて見ました。ニコニコ



日を新たに命を立つ ホウリュウの開運鑑定ダイアリー  周囲は若いカップルばかりでしたが、嗚咽したり、涙ウルウルで見ている人が多く、やはり、若い人にも感動を与える潜水士の生き方というものが日本全国に浸透していることに希望の光を見出しました。


 「THE LAST MESSAGE 海猿」は映画「海猿」の続々編ですが、やはり、最初に撮影された最初の映画「海猿」は印象に残ります。


 今回、広島県呉で開運鑑定会を行い、ゆったりと呉の街並みを歩き回りました。音譜





日を新たに命を立つ ホウリュウの開運鑑定ダイアリー  自分の体力のなさを思い知らされたのが、映画「海猿」で登場した呉市内にある両城の200階段。映画では、ここでの訓練シーンで仙崎大輔(伊藤英明)ら海猿たちがボンベを抱えて一気に駆け上がりますが、実際に登ってみると、手ぶらでも、ゼーゼーと息が出ます。




日を新たに命を立つ ホウリュウの開運鑑定ダイアリー  しかし、疲労困憊した後、階段の上からの景色は素晴らしいです。実際は260段近くありますね。


 映画「海猿」は約一ヶ月に及ぶ水中訓練を経て、2003年7月12日から広島県呉市の海上保安大学校でクランクイン。海保大のプールでも撮影を行い、9月10日にクランクアップ。2004年6月に全国ロードショーされ、大人気となりました。



日を新たに命を立つ ホウリュウの開運鑑定ダイアリー
 ここをロケ地として使ったのは映画「海猿」だけではありません。


 NHK広島放送局が開局80周年の記念ドラマとして2008年8月2日に放送したドラマ「帽子」で呉港と街を一望に見下ろす急勾配の石段を春平(緒形拳)が息せき切って上っていくシーンとして使われました。




日を新たに命を立つ ホウリュウの開運鑑定ダイアリー  呉の街並みを歩いて思うのは、山の上までへばり付くように家が建っていること。これは長崎や佐世保を連想させます。韓国でいえば、釜山。中国で言えば大連というところ。港町特有の家の並び方がありますね。ひらめき電球


 両城の200階段は呉市街西部の傾斜地にある石段。通称「200階段」です。



日を新たに命を立つ ホウリュウの開運鑑定ダイアリー  呉は1889年(明治22年)の呉鎮守府開庁以来、人口が増大してピーク時は約41万人いましたが、平地部が少ない上に平地部の多くが軍用地となっていたために転入してきた軍人や職工は傾斜地に住居を求めるほかなかった事情があります。


この両城地区は海軍士官が多く居住していていて和室と洋室が混在する「和洋折衷の家」でモダンとされていました。時代を感じさせます。


 両城地区は山裾に集中する家々が階段状に見えるため、「階段住宅」と呼ばれるようになりました。住宅の周りには、明治後期に流行した赤煉瓦を使った塀が数多く見受けられます。そのレンガの積み方、穴形、配置は各家のオリジナルデザインとして現存していて呉の歴史そのものですね。




日を新たに命を立つ ホウリュウの開運鑑定ダイアリー  二百数十段の階段を上りきると、眼下には呉の街並みが広がります。


 手前にはJR呉線や街路が広がり、遠方には呉湾に浮かぶ大型船が見え、味わいある光景。登り口は狭く、分かりにくかったために案内板が設置されています。


 行き方は、呉市営バス・天応川尻線「三条3丁目」バス停下車、徒歩5分です。呉に観光に来たら、興味のある方は訪れてみて下さい。アップ