「子供は何人産めるか」占ってほしい女性増える | 福岡占いの館「宝琉館」 ホウリュウの開運鑑定ダイアリー

福岡占いの館「宝琉館」 ホウリュウの開運鑑定ダイアリー

福岡占いの館「宝琉館」の深川宝琉館長が占い(運命学)について綴る開運ダイアリーです。運命学も各占術の書籍のみに盲従せず、実占を通して活きた開運学に醸成することが肝要。おもむくまま雑感を記します。


日を新たに命を立つ ホウリュウの開運鑑定ダイアリー
 「結婚して3年ですが、まだ子供ができません。産めるでしょうか?」


 「36歳で結婚します。何人産めますか?」


 「現在、30歳です。結婚したら何人ぐらい子供ができるでしょう?」


 最近、開運鑑定をすると、こんな悩みや質問が女性の未婚者、既婚者から受ける機会が増えています。音譜


 手相で見れば、子供線、ファミリーリング、運命線や感情線の動向、手首線などを通して細かく見ていきます。最近は婦人科系の病気や不妊治療が必要なケースなども、手相から分かることが多くなり、かなり深刻な場合などは、こちらかアドバイスするようにしています。!!



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 西洋の手相術では、この点に関しては回答しにくいのですが、中国手相では非常によく分かる部分です。私自身は中国手相の奥義を知っている立場でも、その質問(出産)に関しては、非常にセンシティブな問題ですので、答え方を慎重にしています。目


 四柱推命で見れば、女性の場合、食神、傷官が回ってくる年が子供ができやすいとか、男の子が生まれやすい年、女の子が生まれやすい年などが占術の見方としてあります。姓名学でも男系、女系がはっきり分かったり、女の子ばかり生まれやすいとか、男の子ばかり生まれる家系とかもありますね。飲んでいる水にも因果関係があるという見方もあります。ドンッ


 それはそれとして、最近、若い女性ではなく、アラフォーの女性など、30歳代以降の女性から出産できるかどうか、何人産めるか、との質問をよく受けることが目立って増えています。



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 実は日本では現在、5人に1人が高齢出産。35歳以上の女性が赤ちゃんを授かる時代です。当然、初産の高齢化が進み、出産に関する不安やライフデザインも変化しているわけです。ビックリマーク


 厚生労働省の人口動態統計によると、35歳以上の高齢出産が出産全体に占める割合は1990年の8.6%から2008年は20.9%。2009年は22.5%で3倍近い伸びです。


 とくに35歳以上で第一子が誕生した高齢出産は1990年の1.7%から2008年は6.7%、2009年は7.5%で4倍増。


 戦後、第三子や第四子を35歳以上で産む高齢出産者が多かったのですが、第一子を35歳以上で産む傾向が強まっている現象は最近、顕著。逆に、いつか産もう産もうと思いながら明確な時期を決めずに10年以上過ぎてしまう「未妊」の女性が増えています。



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 1986年の男女雇用機会均等法が施行されたことで、当時の入社組のキャリア女性(40代半ば)がここ数年で女性初のポストに就くケースが増え、その下のアラフォー女性も男性社会の中でキャリアアップ優先になり、出産は先延ばしという悲劇が増えてしまいました。


 しかもバブルは崩壊し、現在は政治も不透明で景気も雇用も低迷する時代。30代後半になって「仕事一辺倒の人生はNO」「子供のいる温かい家庭を築きたい」と“母性”に目覚める女性が増えているのです。!!



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 困ってしまうのは、その代償としての出産リスク。卵子の老化は否めませんし、夫の協力も必要。卵子の老化により胎児が先天性異常をどれだけ負う可能性があるか、妊娠中に妊娠中毒症や糖尿病などの病気にかかる割合がどれだけ高まるかを知る必要があるのです。子供の染色体異常が起こりやすいし、出産に対する強い覚悟がいるわけです。


 そういう面での健康状態がどうなのか、を再認識する必要もあり、手相占いは非常に重要な内容を秘めていると私自身は見ています。


 30代後半、40歳過ぎで高齢出産を見事に成功させた芸能人はたくさんいますね。マドンナ、ジュリア・ロバーツ、ジャガー横田、林真理子、田中美佐子、松坂慶子、山下久美子、生田智子、麻生祐未、兵藤ゆき、などなど。高齢出産に対して批判的な声がある中で、彼女たちの出産体験談は非常に貴重なものと思います。アップ