立春と旧正月へ開運新年の到来 | 福岡占いの館「宝琉館」 ホウリュウの開運鑑定ダイアリー

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福岡占いの館「宝琉館」の深川宝琉館長が占い(運命学)について綴る開運ダイアリーです。運命学も各占術の書籍のみに盲従せず、実占を通して活きた開運学に醸成することが肝要。おもむくまま雑感を記します。

 2月に入りました。音譜


 2月3日が節分。そして2010年は、2月4日午前7時48分が立春です。この日時から本格的な2010年が始まるわけです。!!



日を新たに命を立つ ホウリュウの開運鑑定ダイアリー
 立春は二十四節気の最初の節であり、冬と春の分かれる節目の日である「節分」の翌日。厳しい寒さがようやく明けて春に入る日、いわば、春の初日です。 天文学的には、太陽が天球上の黄経315度の点を通過する瞬間です。


 このような新春の時期に高知大丸で開運鑑定会を開けることはとても幸運で、お客様方に今年の運勢を真剣にご説明できる機会を与えられ、厳粛な気持ちになります。


2010年2月3日(水)~2月8日(月) 高知大丸5階本館催事場「横浜中華街展」で深川宝琉による開運鑑定会
※最終日は午後5時閉場


 ところで、中国や韓国では正月は旧正月で祝います。中国では春節と呼び、農歴(旧暦=太陰太陽暦)の元旦は年によって変化しますが、2010年の旧正月は2月14日で、バレンタインデー(中国では「情人節」と呼びます)と重なります。



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 日本ではバレンタインデーは女性が男性にチョコをあげるのが慣例になっていますが、中国では男性が女性にバラの花を捧げることが慣例です。この時期、中国の大都市に行くと、農村から出稼ぎに来た農民工と呼ばれる出稼ぎ農民の子どもたちがバレンタインデー用の花売りをしています。私も中国でよく見かけましたし、彼らと話を何度もしたことがありますが、生活が貧しく、花売りで何とか必死に生活費を稼いでいる姿が痛ましかったことを思い出します。


 中国社会も激変し、不景気になれば、女性の方がたくましい時代です。中国で「占いの帝王」と呼ばれる四柱推命ですが、南宋の
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時代に確立されただけあって、徹底した男尊女卑の考え方で貫かれています。夫にとって妻は財であり、尊い家財。夫は妻を剋し、子供は夫を剋します。欧米の女性ならば、絶対に受け入れられない理論です。だから、欧米では絶対に四柱推命は流行することはありません。



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 そして、現代中国も、1949年の新中国建国以降、とくに1979年に改革開放路線が始まって以来、欧米とかなり似たような状況に激変しました。現代中国では、旧来の伝統的な四柱推命理論が本当に合うのかどうか。


 いや、決して合うような時代ではありません。さらに進化した四柱推命理論が必要な時代になってきました。今後も、女性がさらにパワーアップし、「女性の時代」が当分続くように思えてなりませんし、それに見合った中国の占術が必要な時代になりました。


 今年の春節は情人節と重なり、若いカップルは、果たして家族を優先するか、それとも、情人(恋人)を優先するか。中国人の男性は大変困る時代に遭遇しています(笑)。