東洋古来の健康維持は気の流れを良くする呼吸法にある その① | 福岡占いの館「宝琉館」 ホウリュウの開運鑑定ダイアリー

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福岡占いの館「宝琉館」の深川宝琉館長が占い(運命学)について綴る開運ダイアリーです。運命学も各占術の書籍のみに盲従せず、実占を通して活きた開運学に醸成することが肝要。おもむくまま雑感を記します。

■占い鑑定で健康運を尋ねる人が多いのはなぜ?


鑑定を受けられるお客様の中には、健康を占ってほしいという方が中高年を中心にかなり多くなりました。シラー

これだけ医学が発達し、「未病」の状態から病気を防止する健康保持に意識が高まっているにもかかわらず、占いで健康運を見てほしいという方が多いのです。うひゃーん


江戸時代までのように、日本でも東洋医学、とくに漢方薬に頼るしか、病気を治す方法がなかった時代もあります。当時、医者は患者の病気の原因が何であるのか、知ることがなかなかできず、易者に尋ねるケースが圧倒的に多かったのです。当時、病占(びょうせん)といって病気占いが易占い全体の4割以上を占めていました。べーっだ!


 易者は医者よりも社会的ステイタスが上で、現代のように、学歴も知識もなくても即日占い師になるようないかがわしさはありませんでした。易占ができる易者は高名な易者が教える易学教室に入り、何年も修行して免許皆伝された者が易者となったのです。そのような中で真勢中州(ませちゅうしゅう)や新井白娥(あらいはくが)のような大易者が江戸時代後半に輩出されました。


しかし、明治以降、西洋医学が日本に大量に流入し、一時は西洋医学至上主義のような時代もありましたが、難病治療には西洋医学だけでは解決のつかない問題も多く横たわっています。最近は西洋医学と東洋医学の領域の壁を越えて、それぞれの特徴を生かしたホリスティック医療が新たな医学の発達に光明をさしています。


最先端医療は高度なハイテク技術と医療技術を駆使して熟練された名医を通して解決されるケースもあります。

それでも、占いの鑑定で、足繁く健康運を尋ねるクライアントが減らないのは、医学だけでは知り得ない健康運をできるだけ早く察知したいという願望の表れでもあるでしょう。


■運勢鑑定で重視する、その人の「第一印象」


私が鑑定で重視するのは、その人の持っている第一印象です。顔色、姿勢、手相に出る色つや、爪の色や状態なども見ます。直感的に「この人は心の病から、自分の身体の一番弱い部分を害しやすいタイプ」「身体的には壮健でも、酒、タバコなどの不摂生で長寿運を阻むタイプ」とかを感じ取っていきます。クエッション


何よりも大切のは、「眼力(めじから)」と言いましょうか、目の奥の輝きがあるか、顔占いで見る心の奥にある「やる気パワー」です。本人が体内に持つ気のエネルギーがくすんだり、よどんだりしている時と、活力があって順調な時では、その人から放たれる生命力エネルギーは格段に違います。「目は心の窓」と申しますが、私はそれを非常に大切にしています。


日を新たに命を立つ ホウリュウの開運鑑定ダイアリー-顔占いの基礎

「眼」の研究をし始めたのは、中学時代からでしょうか。コミュニケーションを取りながら相手の目の動きから心の動きを洞察することができると理解できるようになり、読心術の基本を学ぶようになりました。その人の正直度、秘めた思い、戦略思考度、清濁併せのむ性格かどうか、嘘をつきやすいタイプかどうか、などなど、見えてくるものがたくさんあります。そして、眼の奥にある眼光のパワー、覇気というものが、その人の生命エネルギーに大きく左右されているということを悟るに至りました。心の純度も、かなり測れます。チョキ


■生命力の強弱を見る


それに手相、顔相です。


手相では健康線というものがあります。健康線はいろんな形があり、その線の状態や形によって内臓のどの部分が弱っているか、ある程度、はっきり分かります。何よりも手の色、つや、爪の状態などを見ると、さらに血圧の状態や日常生活での生活習慣病の問題点なども見通せるものです。


日を新たに命を立つ ホウリュウの開運鑑定ダイアリー-爪の状態と健康の関係  
日を新たに命を立つ ホウリュウの開運鑑定ダイアリー-手のひらと健康状態の関係

とは言っても、これだけ医学が発達しているのですから、医者の診断結果は重視すべきです。病気のことは医者に任せた方が良いわけで、細かい検査結果と対処法はしっかり聞いておくべきです。医者や医学の観点では解決のつかない部分は、まだまだ多数あります。それが占いを通して少しでも補えるものがあれば、有効に使うべきだと思います。


人はその人の生命力の強弱、先天的な問題などで寿命がある程度は決まりますが、自分の生命力を大切にして保持しようとするか、ないがしろにして不摂生するかによっても寿命は大きく変わるものです。「病は気から」と昔から言われていますが、心の問題からくる病気もあり、占いの世界も心理カウンセリングが重視される傾向が続いています。


そこで、健康運を良くする方法として、ここでは、東洋、とくに中国の呼吸法を次回、紹介したいと思います。虚弱体質の人、もともと、健康ではないと感じている人は、こういう基本的な呼吸法を取り入れると良いでしょう。健康保持を意識している人ならば、ぜひ、実践されると良いでしょう。(=⌒▽⌒=)