〔バンクーバー五輪〕スノーボード・男子ハーフパイプ 国母和宏8位青野令9位とメダルにかすりもせず | こちら、きっどさん行政書士事務所です!

こちら、きっどさん行政書士事務所です!

大阪市西区で
「ケイアイディ行政書士事務所」を開設した
すたーだすときっどさんの奮闘ブログです。

今まで、打ち合わせをしていたので
競技の映像をみていないのだが
この結果だけみれば
「メダルにかすりもしなかった」
というヘッドで間違いではないだろう。

確かにこれだけの騒動となり
練習もろくに出来ず、
プレシャーも半端じゃなかったであろう。

でも、決して猫を被らず
あのような態度で
「結果がすべて」と追い込んだのは
自分自身である。
プロである限り何の言い訳も用意してはいけないし
あらゆる擁護論を拒否すべきであるし
本人も全くそのつもり、
そこだけは評価しよう。

元来、朝青龍で立証されたように
「心・技・体」なんて大ウソ!
人間的な成長・立派さ
つまり人格と競技の成績は全く別物である。
人間的に幼く成長していなくとも、スノボが巧い奴は巧いし、
実戦でも好成績を残せるのだ。
貴方の会社でも居るでしょ、人間的に最低で皆に嫌われているのに
営業成績は抜群で、ドンドン出世するような人が。
反対に真面目にコツコツ頑張ってるのに、
ここ一番の詰めが甘く、万年係長のオジサンが。

結局、國母和宏はメンタル面の管理も含めて
スノボの腕は世界的に見て
「入賞レベルでしかなかった」のだ。
(まあそれでも世界で8位は大してもんだが)
そして、この騒動につられた青野令はそれ以下だったという事。

日本においては
王貞治
当時の我が国のメジャースポーツだったプロ野球の頂点に立つこの方が
真面目で、努力と鍛錬を怠らず、
かと言って一切自慢する事もなく、謙虚で、丁寧で、
しかも親孝行と
人間的に非の打ちどころない位、素晴らしく立派な方だった為。
「一流スポーツ選手は人間的にも立派である」
と言う誤った神話が生まれてしまった。
朝青龍や國母和宏への異常とも、
ある種「いじめ」とも言えるバッシングの根底はここにある。
当時のプロ野球界だって、
「国鉄の天皇」と呼ばれた金田正一は平気で同僚の勝ち星を掠めとったし
南海の野村克也は悪妻の尻に敷かれ、私有化して、遂にチームを追われている。
ただ当時は今のようにマスコミが
いちいち事細かに伝えなかっただけ。
スターやスポーツ選手の私生活までずけずけ上がりこまなかったし。

今回、
青野もノーネクタイと正式には
「代表選手団公式服装規程」
に違反しているかも知れないが
バッシングは國母和宏に集中した、
それが視聴率を稼ぎ、新聞・雑誌の売上を伸ばす、絶好のネタとなるからだ。

ただ我々、日本国民が國母和宏に期待したのは
五輪でのメダル獲得。
彼が人間的にどんな奴であろうと
友達でも、同級生でも、スノボ仲間でも、協会関係者でもないので
ど~でも宜しい。
「日本の恥」て言われても
きっどさんが直接外人さんにそう言われた訳でもないしね。

だから今回の メダルを期待されながら
國母8位、青野は9位
は「やっぱりな」とも「ざま~みろ」とも、
反対に「かわいそー」とも「逆境の中良く頑張った」とも、思わない。
ただ一言
「な~んや、しょーもな」

ただ國母和宏くん、まだチャンスは残っていますよ!
年末の流行語大賞
「反省してまーす」
で頂点を目指せ?!