てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)は寄席3軒のうち2軒を売り払うしかない状態に追い込まれた。

寺ギン(兵動大樹)が寄席を買い取ると押しかけて来るが、そこへ大勢の芸人を従えた風太(濱田岳)が現れる。

オチャラケ派芸人総勢150人を北村笑店で雇って欲しいと頼み込む風太に、寺ギンは芸人全員が借金を返済するまでは自由にさせないと言い放つ。

さらにそこへ文鳥(笹野高史)が現れ、両者の対立は一触即発の雰囲気になる。

 

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「お願いします!オチャラケ派の芸人150人全員 北村笑店に来たい言うてます」

「借金の証文や!この金きっちり返すまで お前らはわしのもんや」

「『わしのもん』て… 芸人は物やないで!」

「そうです。大切な家族です」
「家族言うんやったら こいつらの借金2,500円 親のあんたが払てくれんのか」
「よろしおす。その証文 皆 北村笑店で肩代わりさしてもらいます」

 

風太は芸人たちが借金してることを忘れて連れてきたの?

みんなの借金2,500円が現代でいくらなのか、こういう時にこそ知りたいのに教えてくれないナレーションアセアセ

でも団吾師匠との契約が確か1万円だったよね?

そしててんのへそくりが 「締めて2,511円50銭あります」って!

ニアピン賞かっ!(笑)

てんの着物が6年前と同じことに気づいた文鳥師匠。

それも凄い記憶力だと思う(笑)

「寄席3軒のごりょんさんがそこまで始末なさってなぁ。このつぼの銭もコツコツためはったんやな。そんな大事な銭で 見ず知らずの芸人の借金肩代わりするやなんて…」

「見ず知らずやおへん。うちは芸人さん みんな家族や思てます」

「わしの好きな噺に『貧乏花見』ちゅうのがおましてな。貧乏な連中が長屋で肩寄せ合いながら面白おかしゅう暮らしてるちゅう噺なんやが…。ここにおったら貧乏でも何でも毎日わろうて暮らせそうな気ぃするわ。伝統派の噺家一同53名 北村笑店でお世話になりたいんやけど どないでっか」

 

オチャラケ派の芸人150人+伝統派の噺家53人

一挙に北村笑店に移籍!!!びっくりびっくりびっくり

家族 家族 家族…

「一緒に仲ようやり直しまへんか。うちは寺ギンさんにもわろてほしいんです」

敵も味方もないってか?

「お前らが積み上げてきた信用や」とか言ってるけど、ほとんどは藤吉ではなく、我らがおてん様のおかげハート

『始末 才覚 算用』+人財 だもんね~!

 

旅に出ようとしていた風太も北村笑店の番頭として迎えられ…

「俺… 俺 藤岡屋で手代止まりやったやろ?いっぺんだけでも番頭さんて呼ばれてみたかった」

 

寺ギンはお坊さんに戻り 笑いの心を取り戻しに諸国行脚に旅立ちました だって。

兵動さん退場。お疲れ様でした。

 

200人以上の芸人を抱え 寄席の数を一気に10軒にまで増やした北村笑店は 日本の演芸史上初となる寄席のチェーン化に乗り出しました。
そしてついに大阪一の繁華街 千日前に新たな本拠地となる南地風鳥亭を開業したのです。

 

南地、天満、玉造、松島、堀江、上本町、京町堀、髙津、福島、新世界

芸人も増えて寄席も10軒って凄いな!

そして南地風鳥亭の外観が映った時、「万丈目ウタコ キチゾー」の看板を発見!

もしかして歌子さん芸人転向?夫婦漫才でもやってるのかしらん?

文鳥師匠と団吾師匠の口上はなかなかの風格だったけど

今頃団信さんはどうしてるんでしょうね?

 

これほどまでにヒロインを持ち上げて歯が浮く回もないな(笑)

何もかも成功で、あまりに都合よく話が進んで、今日がわろてんか年内最後?いや、もう最終回か?と思うような展開。

来週は安来節?乙女組?恋愛禁止?芸人を育てる話か?