天皇賞(春)【12年】 | 一歩深く競馬を考えてみるブログ

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血統から見出すコース適性を分析し、尚且つラップ傾向を加味した予想をしています。

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『毎年要素が異なるステイヤー戦』

▼レース質 スタミナ&瞬発力

展望へ

◎トーセンジョーダン(ジャングルポケット×ノーザンテースト)

まず展望ではステイヤーレースとスピードレースが混在しているので、どちらになるか判断する必要があると述べました。
私の結論は後者のスピードレースです。
昨日の京都芝は準OPクラスの2000mで1.57.6という破格の時計が出る様な超高速馬場です。
となると、昨年の様なレコードより7秒以上遅いズブズブのレースになるとは考えにくいです。
展望でスピードレースのモデルに挙げた06年・10年のラップを見ると、残り1000m前後からスパートし11秒台のラップを続けるスピードの持続性が問われています。
そこでトーセンジョーダンですが、当ブログで何度の述べている持続力に優れたクラフティワイフ一族で、天皇賞・秋も同じ様に速いラップ刻み続けるレースで最高のパフォーマンスをしました。
天皇賞・春は90年代頃まではスタミナの総量が問われる様なステイヤー専門のレースでしたが、近年は前半がスローになるのがお決まりで、2週目3コーナー辺りからのロングスパートレースに変化してきています。
当馬はステイヤー要素は非常に薄いですが、スタミナよりスピードを持続させる要素が重要になってきているレースである為、距離は充分対応可能とみます。
モデルにした06年・10年の3着以内馬は全て4コーナー5番手以内の競馬をしていて、トーセンジョーダンは間違いなくこの様な競馬をするはずです。


○オルフェーヴル(ステイゴールド×メジロマックイーン)

この馬は前走のレースを見て適性云々で判断できる馬ではないと感じました。
ディープインパクトの時は様々な角度から必死に抵抗をしましたが、この馬にはお手上げです。
本命にしないのは最後の小さなあがきで、普通に走れば。


▲ジャガーメイル(ジャングルポケット×サンデーサイレンス)

速い上がりを使ってなだれ込んだ10年の勝ち馬です。
その年の3着は内枠から早めの競馬をしたメイショウドンタクで、今年のジャガーメイルにはそのような競馬を期待します。


△ビートブラック、ナムラクレセント、フェイトフルウォー、ヒルノダムール、ギュスターヴクライ


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