天皇賞(春)【12年】展望 | 一歩深く競馬を考えてみるブログ

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血統から見出すコース適性を分析し、尚且つラップ傾向を加味した予想をしています。

コメント、トラックバック等どんどんお待ちしております。

『毎年要素が異なるステイヤー戦』

▼レース質 スタミナ&瞬発力

11年 13.2 - 11.7 - 12.9 - 13.0 - 13.4 - 12.5 - 12.9 - 12.6 - 13.9 - 12.6 - 12.0 - 12.2 - 11.7 - 11.4 - 12.1 - 12.5 上がり36.0秒 ヒルノダムール

10年 13.3 - 11.9 - 12.0 - 11.5 - 12.0 - 11.6 - 12.2 - 13.8 - 13.5 - 12.8 - 12.6 - 12.5 - 11.8 - 11.3 - 11.4 - 11.5 上がり34.2秒 ジャガーメイル

09年 13.3 - 11.7 - 11.4 - 12.2 - 11.6 - 11.9 - 11.9 - 13.0 - 13.0 - 12.7 - 12.7 - 12.2 - 11.7 - 11.8 - 11.3 - 12.0 上がり35.1秒 マイネルキッツ

08年 13.3 - 12.1 - 11.4 - 12.2 - 12.1 - 12.2 - 11.8 - 12.8 - 12.6 - 12.5 - 12.7 - 12.3 - 11.8 - 11.3 - 11.5 - 12.5 上がり35.3秒 アドマイヤジュピタ

07年 13.2 - 11.9 - 11.8 - 11.6 - 11.8 - 11.6 - 11.8 - 13.0 - 12.9 - 12.4 - 13.0 - 12.5 - 11.8 - 11.2 - 11.3 - 12.3 上がり34.8秒 メイショウサムソン

06年 13.0 - 11.7 - 11.5 - 11.9 - 12.2 - 12.2 - 12.0 - 13.2 - 12.6 - 12.7 - 12.9 - 12.7 - 11.3 - 11.0 - 11.2 - 11.3 上がり33.5秒 ディープインパクト

05年 
13.3 - 12.1 - 12.3 - 12.6 - 12.5 - 12.6 - 11.7 - 12.9 - 12.5 - 12.3 - 12.4 - 12.3 - 12.1 - 11.6 - 11.4 - 11.9 上がり34.9秒 スズカマンボ

04年 13.2 - 12.0 - 12.0 - 12.0 - 12.7 - 12.3 - 12.1 - 13.5 - 12.8 - 12.4 - 12.7 - 12.4 - 12.2 - 11.6 - 12.1 - 12.4 上がり36.1秒 イングランディーレ

03年 13.0 - 12.2 - 11.9 - 11.9 - 12.4 - 12.4 - 12.2 - 12.9 - 12.7 - 12.2 - 12.9 - 12.3 - 11.9 - 11.7 - 12.1 - 12.3 上がり36.1秒 ヒシミラクル

02年 13.3 - 13.5 - 12.8 - 12.9 - 13.2 - 12.4 - 12.0 - 13.4 - 13.0 - 12.9 - 12.7 - 11.9 - 11.2 - 11.4 - 11.1 - 11.8 34.3秒 マンハッタンカフェ


過去10年のラップを見てみると、上がりが33秒台~36秒台と幅が広く、昨年の様な超ステイヤーレースや、ジャガーメイル・ディープインパクトの時の様な速い上がりが求められるケースまであるのがわかります。

この様にレース質が一定とは到底言いにくく、出走メンバーから昨年の様なステイヤーレースなのか、スピード重視なのかを判断する必要があります。

ここで、個人的に1つ今年と繋がりがありそうな年があります。
それは、ディープインパクトが勝った06年です。

今年の注目は何と言っても3冠馬オルフェーヴルでしょうが、まず圧倒的力を持った3冠馬が出走するという点が共通します。
そして、オルフェーヴル・ディープインパクト2頭とも後方から追い込みの競馬で、ディープインパクトは天皇賞では捲りを決めています。
オルフェーヴルも菊花賞のレース振りから天皇賞は捲るレースが予想され、似た展開になるのではと思います。
そこで、06年に好走した馬の血統に注目してみます。

・06年
2着 リンカーン(父サンデーサイレンス&母母父Sadler's Wells) 2番人気
3着 ストラタジェム(父サンデーサイレンス×Sadler's Wells) 8番人気
4着 アイポッパー(母父サンデーサイレンス&母母父Nijinsky) 7番人気
5着 トウカイカムカム(母父サンデーサイレンス&母母父マルゼンスキー) 9番人気

上記で挙げたように、勝ち馬以外の4頭はサンデーサイレンス&Sadler's Wells or Nijinskyの血を持っていました。

この配合で注目は以下の2頭。

ヒルノダムール(マンハッタンカフェ×ラムタラ)

母父ニジンスキー系で、昨年の勝ち馬。
近年の天皇賞では稀に見るスタミナ勝負になった昨年のレースを制しているように、この馬の最大の武器はスタミナでしょうし、昨年と違うレース質になれば不安予想が膨らみます。


フェイトフルウォー(ステイゴールド×メジロマックイーン)

母母父Nijinskyです。
今までのレースぶりでは中山がベストな気がします。


2頭とも強気にプッシュするにはちょっと推せる要素が弱いです。
次回展望では違う視点から探ってみたいと思います。



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