阪神牝馬S【12年】 | 一歩深く競馬を考えてみるブログ

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血統から見出すコース適性を分析し、尚且つラップ傾向を加味した予想をしています。

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『一流の米国血統・米国出身の母系』

▼レース質 スピード&パワー

このレースは米国の血がアクセントになっています。

11年 カレンチャン(父ヴァイスリージェント系) 1番人気1着
11年 アンシェルブルー(母父ストームバード系) 7番人気2着
11年 スプリングサンダー(父ヴァイスリージェント系) 3番人気3着
10年 アイアムカミノマゴ(母母父Mr.Prospector 祖母米国出身) 9番人気1着
10年 プロヴィナージュ(父ヴァイスリージェント系) 5番人気2着
10年 カノヤザクラ(母父Woodman 母米国出身) 10番人気3着
09年 ジョリーダンス(母米国出身) 7番人気1着
09年 ザレマ(母父ゴーンウェスト系) 3番人気2着
09年 オディール(父ヴァイスリージェント系) 4番人気3着
08年 エイジアンウインズ(母母父フォーティナイナー 祖母米国出身) 5番人気1着
08年 ブルーメンブラッド(母米国出身) 1番人気2着
07年 ジョリーダンス(母米国出身) 5番人気1着
07年 アグネスラズベリ(祖母米国出身) 3番人気2着
06年 ライクンクラフト(父フォーティナイナー系) 1番人気1着
06年 エアメサイア(祖母米国出身) 2番人気2着


1400m変更後6年の馬券圏内18頭中16頭が該当し、ヴァイスリージェント系・フォーティナイナー系・ゴーンウェスト系など、米国でリーディングサイアーを獲得する様な繁殖をしている血統が良く走っていて、中でもヴァイスリージェント系が4頭該当し好調です。
今年の父ヴァイスリージェント系はスプリングサンダー1頭のみ。
また、母系(祖母まで)が米国出身なのはスプリングサンダー・エーシンハーバー・フォーエバーマーク・アンシェルブルー・アパパネ・フミノイマージン・クィーンズバーン・キョウワジャンヌ・レディアルバローザの9頭。


◎アンシェルブルー(マンハッタンカフェ×Storm Cat)

昨年の2着馬で、母父Storm Catは北米で2度リーディングサイアーに輝く米国を代表する系統。
母Bird Catも米国出身で、両方の条件を満たします。
非根幹距離を先行して抜け出すイメージとしてはピッタリで、リピーターが多く発生する阪神1400mですし、昨年に続くリピートを期待します。


○スプリングサンダー(クロフネ×Kingmambo)

当レースで好調な父ヴァイスリージェント系で、昨年の3着馬です。
また祖母も米国出身で本命馬同様に両条件を満たします。
阪神1400mで3勝していて、前走ではサンカルロにも先着し適性は確かでしょう。
本命馬とは人気面こちらを2番手としましたが、適性は寧ろ上の可能性もあります。


▲キョウワジャンヌ(ハーツクライ×Seeking the Gold)

母父Seeking the GoldはベルモントS勝ち馬など米でG1馬を複数輩出しています。
またConnie's Giftも米国出身。
父母父トニービンですが、この血を持つ馬も複数好走しています。


△エーシンハーバー、フミノイマージン、フォーエバーマーク、クィーンズバーン、マルセリーナ



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