フラワーC(12年)展望 | 一歩深く競馬を考えてみるブログ

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血統から見出すコース適性を分析し、尚且つラップ傾向を加味した予想をしています。

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『桜花賞には必要ないスタミナを持った馬』

▼レース質 スタミナ&持続力

フラワーCはとにかく欧州的スタミナを持った馬が良く走ります。
中山芝中距離ではお馴染みのネヴァーベンド系・ロベルト系を筆頭に、ステイヤータイプもよく走ります。

10年 オウケンサクラ(バゴ×リアルシャダイ) 3番人気1着
10年 コスモネモシン(母父シングスピール) 4番人気2着
10年 サンテミリオン(Mill Reef 4×4) 1番人気3着
09年 ヴィーヴァヴォドカ(母父トウカイテイオー&母母父マグニテュード) 11番人気1着
09年 ディアジーナ(父メジロマックイーン) 1番人気2着
09年 マジックシアター(Never Bend 5×4) 2番人気3着
08年 シングライクバード(Roberto 3×4) 2番人気3着
07年 ホクレレ(父母父Sadler's Wells&母父デインヒル) 6番人気2着
07年 クロコレーヌ(父クロコルージュ) 12番人気3着


この程度にしますが、とにかく牡馬とも互角に渡り合えるようなスタミナが必要になります。
逆に、瞬発力に長けた母父サンデーサイレンスは[0.0.0.8]と壊滅的で、この中には人気馬も複数いました。
加えて今週末も雨予報で、馬力が必要な馬場になることが考えられ、この傾向を重視することとし、何頭かピックアップします。


ターフデライト(アグネスタキオン×リアルシャダイ)

母系にリアルシャダイを持つ馬はオウケンサクラ・シングライクバードが好走しています。
ボールドルーラー系のRaja Babaのクロスがあることから、持続力・スタミナを使う中山コースは合っていそうです。


スカーレル(ゴールドアリュール×トニービン)

母母父リアルシャダイです。
サンデーサイレンス系×トニービンのアドマイヤベガ産駒が06年に2頭馬券になっていますが、父ゴールドアリュールではちょっとスタミナ面で心細い印象です。


ミヤコマンハッタン(マンハッタンカフェ×ドクターデヴィアス)

サンデーサイレンス系×クラリオン系の配合は、古馬相手に重賞を連勝したイタリアンレッドと同じで、この配合は中距離で有効なスタミナに優れています。
今の中山はとにかく前に行った方が可能性が高い馬場で、先行できる点もよさそうです。


キャトルフィーユ(ディープインパクト×Tejano Run)

同コースの中山牝馬Sを制したレディアルバローザの半妹です。
先週は姉の父であるキングマンボ系の好走が目立ちましたが、当馬はディープインパクトというのがどう出るかですね。



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