『サンデーサイレンス+ノーザンテーストorネヴァーベンド』
▼レース質 持続力&スタミナ
リピーターが多数発生する中山非根幹重賞の1つということで、中山記念も中山芝中距離重賞では御用達のノーザンテースト・ネヴァーベンドが良く走っています。
1800mという距離もあり、サンデーサイレンス系との配合が良く走っています。
もう1つ、サドラーズウェルズ系の激走が多く見られます。
10年 トーセンクラウン(父オペラハウス) 13番人気1着
10年 テイエムアンコール(父オペラハウス) 12番人気2着
09年 カンパニー(父母父Sadler's Wells) 1番人気1着
09年 ドリームジャーニー(父ステイゴールド×母母父ノーザンテースト) 4番人気2着
08年 カンパニー(父母父Sadler's Wells) 2番人気1着
08年 エアシェイディ(サンデーサイレンス×ノーザンテースト) 1番人気3着
07年 ローエングリン(父シングスピール) 6番人気1着
07年 エアシェイディ(サンデーサイレンス×ノーザンテースト) 3番人気2着
07年 ダンスインザモア(ダンスインザダーク×リヴリア) 5番人気3着
06年 バランスオブゲーム(父母父Sadler's Wells) 6番人気1着
06年 ダイワメジャー(サンデーサイレンス×ノーザンテースト) 1番人気2着
06年 エアメサイア(サンデーサイレンス×ノーザンテースト) 4番人気1着
05年 バランスオブゲーム(父母父Sadler's Wells) 4番人気2着
05年 カンパニー(父母父Sadler's Wells) 2番人気2着
05年 アルビレオ(サンデーサイレンス×母母父Mill reef) 7番人気3着
サドラーズウェルズの血を持つカンパニー・ローエングリンも、カンパニーは母父ノーザンテースト、ローエングリンは母父ネヴァーベンド系でした。
昨年はレース上がりが中山記念史上初めて34秒台に突入したことでこの血統が走らず、サンデーサイレンス&ボールドルーラーの配合が2頭馬券に絡み、スローの上がり勝負ならこちらの配合に注目です。
しかし今年はシルポートが出走予定で、中山らしい持続力・スタミナが問われる流れを期待します。
ダイワファルコン(ジャングルポケット×サンデーサイレンス)
母母父ノーザンテーストで、展望ポイントにマッチします。
中山1800mで3勝を挙げていて、ベスト条件と言えるでしょう。
スカーレットブーケ一族で、一族の代表的存在のダイワメジャー・ダイワスカーレット兄妹も持続力に優れていたように、当馬も持続力タイプです。
脚質も先行して早め抜け出しが得意で、このレースの印象とピッタリです。
ネオサクセス(ネオユニヴァース×ノーザンテースト)
昨年本命にして6番人気4着だったマルカボルトと同配合です。
ただこの血統には珍しく後方からキレ味を使うタイプで、マルカボルトとは違うタイプです。
血統適性は充分あるので、展開次第という感じです。
エイシンアポロン(Giant's Causeway×Sadler's Wells)
母父Sadler's Wellsで、サドラーズウェルズ系からはこの馬です。
レースセンスもある馬で、このコースも合いそう。
注目馬は以上3頭です。
今年はトゥザグローリー・リアルインパクト・レッドデイヴィスが他に参戦予定で、近年では最もレベルが高い一戦になりそうです。
キーポイントは何と言ってもペースで、シルポートがどれくらい飛ばしてくれるかにかかっています。
仮にスローになれば上記で挙げた3頭は瞬発力負けし、瞬発力タイプににやられる可能性があります。