小倉大賞典(12年) | 一歩深く競馬を考えてみるブログ

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血統から見出すコース適性を分析し、尚且つラップ傾向を加味した予想をしています。

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『開催4週目に訪れる馬場の中山化』

▼レース質 持続力&スタミナ

◎スマートギア(マーベラスサンデー×パドスール)

母父パドスールはネヴァーベンド系で、4週目開催の03年・04年・08年にこの血を持つアサカディフィート、メイショウバトラー、シルクネクサス、ユウワンプラテクトと多数好走しています。父は持続力タイプのサンデーサイレンス系、母母父ノーザンテーストと開催終盤のタフな馬場向きといえる配合です。当レースはペースが流れやすく、今年もエーシンジーライン・オースミスパークと先行馬が揃った印象です。今年で7歳になり、今まで差すレースで重賞でも惜しいレースが続いていましたが、血統から伺えるスタミナを生かせれる展開・競馬になれば初重賞のチャンスでしょう。

○エクスペディション(ステイゴールド×Lyphard)

前走中山金杯はスローで差し損ねましたが、リファール系は中山中距離重賞で御用達の血で、ステイゴールド×リファール系のトウショウウェイヴが同レースで15番人気3着と激走しています。
展望で注目した中山向きの血統と言う意味では◎を凌ぎ、ハイペースでスタミナが開花されれば圧勝もありそうです。

▲コスモファントム(Stopen Got Even×Paris House)

昨年の中山金杯を勝っており、今年も3着していて中山重賞実績ではNo.1です。
ただ、両レース共にスローペースでの物で、本来小倉大賞典と直結しやすいスタミナ要素が薄いレースでした。
その点は◎○には劣るので、3番手までとします。

△ダンツホウテイ、キタサンアミーゴ、トップゾーン、ブロードストリート、マイネルスターリー