愛知杯(11年) | 一歩深く競馬を考えてみるブログ

一歩深く競馬を考えてみるブログ

血統から見出すコース適性を分析し、尚且つラップ傾向を加味した予想をしています。

コメント、トラックバック等どんどんお待ちしております。

『持続力、ひたすら持続力』

▼レース質 持続力

◎コスモネモシン(ゼンノロブロイ×シングスピール)

展望で挙げた注目血統であるボールドルーラー系を母母父に持っています。
当馬は母父シングスピールということもあり、瞬発力が皆無で持続力&スタミナに優れています。
愛知杯は展望で挙げたようにほぼ一定のラップを刻む持続力が要求され、前半3Fよりラスト3Fの方がラップがかかる、いわゆる後傾ラップになるケースが大半です。
この馬が好走した中山牝馬S、クイーンS、カシオペアSはいずれも後傾ラップでのもので、ペース適性は高いでしょう。


○セラフィックロンプ(マンハッタンカフェ×ロイヤルスキー)

母父ロイヤルスキーはボールドルーラー系で、3年前と昨年の勝ち馬です。
父母父・母母父がリボー系ということで、持続力勝負でバテにくい配合です。
この条件への適性は改めて述べる必要もなく、素直に対抗評価とします。


▲アスカトップレディ(アドマイヤボス×シャーディー)

母母父Slew O' Goldはボールドルーラー系です。
当馬は先行して粘りこむレースが得意で、脚質は愛知杯にピッタリです。
父アドマイヤボスもSS系ではパワーを武器にするタイプで無難にこなせそうです。
ただ、過去5年で前走マイル以下を使った馬は[0.1.0.22]ということで、若干評価を下げました。


△ブロードストリート、レーヴディソール、バウンシーチューン、フミノイマージン