今回はディグ(レシーブ)フォーメーションの件について少し。
先ずは画像に目を通す前に3m・6m・9mの配置について。
この三つの距離と言うのはおおまかに相手のアタッカーとの距離の事で、小難しい事や細かいケースを除いて下記の様な意味になる。
・3m=フェイントなどに対応する
・6mは強打とフェイント
・9mは強打とワンタッチに対応
と言う、フロアディフェンスで担当する距離の違いの距離を表す。
これらを頭に入れた段階で、投稿された画像を見ていただきたい。
これはセリンジャーのパワーバレーボールを始め、多数のバレーボールの戦術解説書に書かれているフォーメーションの分類で、大抵の場合はこの分類に当てはまるか、若しくはこれらを自チームに合わせて少々カスタマイズしたものであり、これから極端に逸脱した場合非常にバランスの悪い体系になってしまう事が殆どとなる。
※UPした画像は全てレフトサイドから攻撃されることを想定して作成したもので、基本的にはライトサイドはひっくり返して考えてもらえればよい。
下記にフォーメーションの解説を記す。
1、マンダウンフォーメーション
このフォーメーションは尤もオーソドックスで殆どのチームでこの陣形を利用している。
上記の3・6・9mのうち、3mに選手を配置せず、中央へのフェイントやワンタッチボールは基本的に左右の6mの選手が突っ込んで対応する。9mに配置されている選手はブロックに間やワンタッチボールをケアしにいく。
このフォーメーションが広く利用される理由の一つとして、想定しているの守備範囲の割に選手の移動距離が少なく、すぐに配置に移動できるので、サイドへの速い攻撃でも対応が可能な点がある。
デメリットとして個々の守備範囲が広く、実際にファーストタッチをする時に移動する距離が長くなってしまいがちな点、中央のフェイントなどは左右の中衛の守備範囲と被るケースがあるので、ファーストタッチを二人で反応する必要がある事、等が挙げられる。
2、マンアップフォーメーション
バックプレーヤーから一人3mの担当を配置し、中央のフェイントやワンタッチボールをケアする専任にするフォーメーションで、バックから上がってくる選手はバランスの観点からセンターバックの選手が担当することが多い。ただ、このフォーメーションの場合専任を置くからと言って中央のフェイントやワンタッチに強くなるかと言うとそうでもなく、ブロックの影になって相手アタッカーが見えなかったり、ブロックが割れた場合に突っ込んでしまって近距離強打を食らってしまう事も多く、あまり最近では見かけない。
但し、小学生のチームなどの場合は極端に強打が強くなくてフェイントが多く、小さい選手でレシーブが抜群に巧い場合はその選手をコートのど真ん中に突っ込ませて全部のボールに対応させるなんてこともあったりするので全く無用なものでもない。
また、高校や大学のカテゴリでもセンターでの高い攻撃に限ってはブロックの横を抜かれるような小さいけど巧いアタッカーが相手にいる場合は用いたりするケースがあるなど、場面によっては有用なケースもある。
3、ボックスフォーメーション
ライト側の選手が3m、センターの選手が相手アタッカーのストレート強打をケアする為に6m、レフト側がクロスレシーブに入り9m、オフブロッカーが相手のインナーをケアする為にアタックライン周辺の6mとなり、四角く陣形を作るためボックスと呼ばれる(らしい)
東京の某国分寺のキリスト教系のS中の監督で最も神を信じない副校長が指揮をとるチームや、東京のスラム街で選手全員ボーズ頭の勝っても殴られるが負けると命が危なくなることもある仇名が類人猿の一種の御大将が指揮をするチームでは基本陣形であり、御用達になっているフォーメーション。(おやこんな時間に誰か来たようだ・・・・ダレダオマエハ?ウワナニスルヤメ(ry))
フェイント用に3mを配し、アタッカーが叩くであろう各コースにそれぞれ担当のディガーが居るので非常に堅牢なフォーメーションで、中央が大きく空いているように見えるが3mの選手が後ろから走ってくるためにかなりフェイントにも反応できるようになっている。
但し、守備位置に時間がかかるため昨今のサイドへの速い攻撃の場合は移動中に打ち込まれることが多く、使いどころが難しい。
因みにその問題点を東京のスラムで指揮を執る御大将は恐怖と地獄の訓練で、「じじいの●ァックの方がまだ気合いが入ってる!」と罵られながら走り込みをして下半身を鍛え上げて、「じっくりかわいがってやる! 泣いたり笑ったり出来なくしてやる!」と言われつつ特訓すると出来るようになる場合もあるみたい。
※ 注意:今は少し優しくなったみたい。
4、オフブロッカー+マンアップ
この4に関してはカスタマイズの例や実際にラリーになった際の場合こうなるケースもあると言う事で。
レフトサイドに速い攻撃やBクイックに2枚で反応した(してしまった場合)にオフブロッカーはインナー側に下がる時間が無く、結果的にこうした方が効率が良いと言うケースで、うちのチームも結構陥りやすいケース。
オフブロッカーがライト側の攻撃をきっちりマークする場合はこうなりがちなので、オフブロッカーがフェイントを触ってしまった場合はバックアタックやフェイントを取ってからの切り替えしなども十分練習する必要がある。
・・・・といった具合でざっくり冗談を交えながら簡単に解説していきました。
無論、これはあくまで分類であって「こうしなきゃダメ!」って言うわけじゃないけど、こんな感じのフォーメーションの特長と種類があって、相手チームやその日に来たメンバーの特性に合わせてその場その場で臨機応変に変化していくことが一番重要。
まぁ、それを言ったら毎回考えればいいと思うかもしれないけど、知っててそれをアレンジする方が0から考えていくよりも楽だし簡単なので、基本として頭の中に入れておいてほしいと思います。




