10月16日(土) 淀橋第四小学校


<メンバー> 

狩野、細谷、稲田、五十嵐、萩野、伊藤


<練習内容>

・対人

・サーブカット

・3メン

・ブロック


はい、と言う訳で久々に練習して肩が筋肉痛の監督です。

本日の練習のメインディッシュはブロックです。


その部分の補足説明として今回はブロックの種類について少々ウンチクをたれようかと。


先ず、ブロックってんのは


・リード(see and response)かコミットか


と言う観点がある。

リードと言う観点は()内に書いたように「シーアンドレスポンス」と言い換える事が出来る。

これはどう言う事か?と言うと、そのまま訳したのとまるっきり同じだけど、「視てから反応する」と言う意味。

要するに今日練習したのと同じ事で、ボールがどこに上がるのかを視てからそのボールに対して反応すると言うやり方。


※ 因みにリードは英語で“read”なので、「読む」だけど、この場合は「read=予想する∽読む」と訳すのは間違え。この場合のreadは「読み取る」とか「判断する」言う意味であって、主語を付けるなら「相手のトスを読み取る」と言う意味のreadであり、良くテレビの解説が間違えて予想すると言う意味の読むを使って「今のは良く読んでましたね~素晴らしいリードブロックです!」とか言いやがったら、TV局にキッチリ文句の電話を入れてあげましょう。俺はやらないけどw


それに対してコミットとは単語は「commit」、訳すと「関係する」となる。

どう言う事かと言うとブロックシステムの中で言うならば「担当が決まっている」と言う風に理解するとまぁ大きく外してはいないんだろうと思う。

相手のトスが上がる前の段階で何処に来たら誰が飛ぶという内容が予め決まっているブロックシステムで、予めどう飛ぶかが決まっているから事前にポジショニングを動かして予想していた攻撃に対して体制を整えている(=事前に移動している)ブロックシステムの事。


両者の大きな違いは・・・


「セッターがトスを上げてから動き出す」



「セッターがトスを上げる前に動き出す」


かと言う意味で大きく違いがある。


それぞれのメリットとデメリットを挙げると・・・・


●コミットブロックのメリット

1、予想が的中するとブロックポイントを取れる確立が非常に高くなる

2、相手の速い攻撃に対して最低でも一枚タイミングを間違えずに反応する事が可能


●コミットブロックのデメリット

1、予想が外れるとまず間違いなく決められる

2、セッターのフェイクトスや相手アタッカーのフェイクモーションに対応出来ない事がある


●リードブロックのメリット

1、機能すればノーマークで打たれる事があんまりない


●リードブロックのデメリット

1、凄い速い攻撃には対応しきれない事がある

2、ミドルブロッカーがすっごい疲れる

3、小さい選手がやると上から打たれることがしばしばある


といった具合となる。

また、それぞれの特徴と共にバックの守備体系や守備意識も大分違いが出て来る。

例えばコミットの場合は相手が抜いてくるであろうコースに対しては強打を意識したレシーブが必要となるし、フロントのブロッカーも相手の攻撃パターンを確認して記憶する必要がある。

リードの場合はブロッカーが相手の攻撃をワンタッチしてコースが変わったりボールスピードが殺されてチャンスボールになったりした場合に備えて色々なボールに対処するような意識で守備をする事になる。

(まぁ、細かい事をイチイチ書いてたらキリが無いので割愛)


また、リードでも若干先読みした形で前もって少し位置を決めておくコミットとリードの中間的な「デディケイト」や速い平行があるなどで先にサイドの一枚だけを移動させておく「リリース」やらサイドの速い攻撃に対して遅れないようにする「スプレット」、有名どころのミドルブロッカーを中心に均等に位置取りをする「バンチ」など、多少の調整がある場合があるけど、それはまぁ大した問題じゃないし、その都度相手によって微調整すりゃ問題無いのでこの際イチイチ覚えなくて良い。要するにサーブを打つ前の位置取りってだけの話だし。


※ 誤解無き様に言うとサーブ前の位置取りは当然重要。だけど、イチイチ試合の段階で「センターだけデディケイトでBマークしてサイドはスプレット」・・・なぁんて言ってる暇ないんでね。

興味がある人は↓どうぞ。すっごい良い内容書くBlogだし、ブロックシステムの変遷も分かるから。


http://suis.cocolog-nifty.com/suis_blog/2005/10/post_88a5.html


ちゅうわけで、ここ最近バレーの国際大会でも良く言われるリードブロックってのが何なのかってのは分かったと思う。てか分かってくれw


で、もうひとつ。

上に書いたのは飽く迄ブロックのシステムな話。

もう一つ重要な事がブロックの時の意識で・・・


「キルブロック」なのか「ソフトブロック」なのか


って言う概念がある。

まぁ字を見ればバレーボールが好きな大きいお友達と今日練習に出た奴らは分かるんじゃないかと思うんだけど「ブロックで点数を取りに行く」のがキルブロックで、「ワンタッチを上手くとってチャンスボールにする」のがソフトブロックって訳だ。


なので、今日練習したのをこれまでの用語を使って一言で書くと、


ソフトブロックでバンチリードの動きの練習


をしたって事になる。


ただし、誤解して欲しくないのは、別にこれからうちのチームはリードブロックのみをブロックシステムとして採用するって訳ではないと言う事。

相手によってはコミットでガンガン止めた方が良い場合もあるし、サイドアタッカーがアンテナよりも高いボールしか打って来ないようなチームにソフトブロックでワンタッチを取って切り返すなんてまどろっこしいバレーはやってられない。


システムってぇのは、相手が何をしてきてそれをどう迎え撃つと効率が良いか?で決めるもんであって、ただ単に流行ってるからやる訳じゃ無く、相手チームを如何に楽チンに叩き潰す為の準備を事前にしとこうや!って意味でリードの練習をするって事。

DQⅢ的に言えば、イシス周辺で出て来る地獄のハサミの対策で、いちいちルカニ掛けて守備力を下げてから叩くよりは魔法使いのヒャドを使えば大抵一撃で倒せるんだからそっち推奨・・・的な話でなのでそこんとこは誤解無きよう。(↑このネタ分かる人居るのかが疑問だけどw)


ってことで、今日のウンチクはここまで。


これからは監督も仕事が変わったのでこれまでよりも練習に参加できる回数が増えて来るんじゃないかと思います。来年のシーズン(?)に向けてシステム的な部分をちょいちょい弄って色々と面白い事をして行こうと思っておりまするので、過度な期待はしないでください。


ま、体は動かんけど、頭脳労働は担当しますんで、宜しくどうぞ。