「土を喰らう十二ヵ月」を見ました。
 
作家である水上勉さんによるエッセイ土を喰ふ日々 わが精進十二ヶ月を元に制作された映画です映画
 
公式ホームページよりあらすじとしまして、
[作家のツトム(沢田研二)は、人里離れた信州の山荘で、犬のさんしょと13年前に亡くなった妻の八重子の遺骨と共に暮らしている。口減らしのため禅寺に奉公に出され、9歳から精進料理を身に着けた彼にとって、畑で育てた野菜や山で収穫する山菜などを使って作る料理は日々の楽しみのひとつだ。]
 
理想的な丁寧な暮らしをされていて、
とにかく出てくる料理が美味しそうなのがこの映画の魅力の一つ鍋
とても好きな料理研究家の土井善晴先生が料理を監修されているそうで、想像していた精進料理の物足りなさを感じない、食べてみたいな〜とつい思ってしまうあたたかく美味しそうな季節のお料理🌱
 
そして、印象的だったのが「今日一日暮らせればそれでいい」というセリフ。
 
「明日も明後日もと思うから生きるのが面倒になる」
先のことを考えすぎると、面倒になったり、まだ見ぬ不安や恐怖に頭の中がぐるぐるしてしまうこともありますが、少し心が楽になる場面でした。
 

 

 

by.傘