今まで修学旅行で長崎・沖縄
 
旅行で広島・鹿児島・神奈川で資料館など戦争に関する場所に訪れたことがありますが、今回は都内に。
 
まずは九段下駅目の前、ちょうど今25周年の
「昭和館」へ。
 

 

 

7階建ての立派な綺麗な建物。

 

 

 
以前伺った時は臨時休業だったのでやっと来れました。
戦時中・戦後の日本での生活の様子を見られる資料が沢山あります。
 
 
まず、戦地に向かう兵隊さん達にこんなものを持たせたという品を見られたり、実際の赤紙、兵隊さんの履歴書、戦争孤児、疎開先の様子…、
さらには防空壕を体験できるところまで。

 

 

こちらは、狭い暗い空間に座りボタンを押すと空襲の振動や近くを飛んでいるかのような飛行機の音が聞こえてきて、この体験だけで身が震えます。
 

 

他にも何年にどんなものが配給制になっていき…という食の変化や、私の家族も経験した東京大空襲後の住宅難について。
 
 
革製品も貴重になり他で見ることがなかなかない竹製のランドセルや、家の中の様々な家具や貯金箱のような小さなものまで見ることができたり、水汲み体験をゲーム感覚でできるコーナーまで。
生活を知ることで当時の日本人をもっと身近に感じることができます。

 

 

 
また、戦後の闇市の残飯シチューを食品サンプルがあったり、私は知らなかった物価の高騰(たった5年でお米の値段も3倍近く高くなっていました)、
みんなが夢中でテレビで見た相撲や力道山の映像などなど。
 
無料エリアの映像・音響室では、個人で見たい写真や当時のニュース、当時流行った音楽やアニメーション・短編映画、語り部さんの映像を検索して見られ、とても貴重な映像に当時にタイムスリップしてその時代の人になったら、を体験できるような気持ちになりました。

 

 

 
(館内殆ど撮影禁止のため、ランドセルや残飯シチューの写真は頂いた資料の画像です。)
 
by.傘