カレーやお菓子を作る時「ギー」をよく使うのですが、
値段が高く頻繁に購入するのに少し躊躇してしまうので手作りしてみました。
材料は無塩バターのみ!!
お鍋で煮詰めるだけ、30分程でできるそう。
✳︎「ギー(GHEE)」とは
無塩バターからタンパク質、水分、不純物を取り除いて純粋な脂肪分だけを集めた高純度のオイル
他の油より消化吸収しやすく、
アーユルヴェーダでは『最も浄化された油』とされており、
食用だけでなく、マッサージや目の治療などにも使われているそう。
グラスフェッドバターを買いに行ったつもりが、
安さにつられて普通の無塩バターも購入🧈
カゼインや乳糖を除去することで有害物質も除去できる…とのことなのでこちらも作ってみることに。
いっぱいできそうでワクワク!
まずは雪印バターから。
量が多かった(3箱分、600g)からか、35分くらいかかったけど、
キレイな黄金色のギーができました。
次にウエストゴールドのバター!
バターの色が少し黄色っぽいのは、エサとして食べている牧草にはカロテンが豊富だからだそう。
先に作った方は温度が下がり色が少しクリーム色っぽくなってきたかな?
固まる前にガラス容器に詰め替えなきゃ🫙
詰め替えてしばらくしたら固まりました。
(融点は約35度らしい)
真ん中がウエストゴールドバター、
一番右側のは、以前作ろうとして失敗したもの…
完全に焦げポイントを見逃してしまった😂
焦がしバターみたいな美味しそうな匂いがするから食べてしまおうかな!笑
作るのには少し時間はかかったけど、
火にかけている間は混ぜる必要もないので、
夕飯を作りながらタイミングをみて作ることができそう!
ギーは、抗酸化作用のあるビタミンA、E、
蓄積した脂肪を分解・燃焼・抑制する働きがある共役リノール酸、
脂肪の分解・燃焼をサポートする効果のある中鎖脂肪酸、
腸内を弱酸性にして悪玉菌の増殖を抑制、腸内環境を改善する働きがある短鎖脂肪酸などを含み、
様々な健康効果に期待できるのだそう。
出来上がったギーは半年くらい常温で保存が可能、
その辺に置いておいても腐らない上に、常に扱いやすい柔らかさ、
とズボラな自分には嬉しい!
ギーは発煙点が約250°C(バターは約180°C)と非常に高温。
オメガ3系のオイルは加熱に弱いものが多いですが、
ギーは加熱可能で酸化にも強いので、万能に活躍してくれそう!
また、カゼインや乳糖を除去しているため、乳糖不耐症の方でも摂取することが多いのだそう。
バターを凝縮したような香ばしい香りを味わいたくて、
何年か前に流行ったバターコーヒーを作ってみました。
MCTオイル、ギーをブラックコーヒーに加えて撹拌して、
バターの香ばしさはあまり感じられなかったけど、
クリーミーでコク深い、美味しいバターコーヒーが出来上がりました☕️
たくさんの嬉しい効果があり、使い勝手抜群のギー、
手作りすると安い上に美味しいのでおすすめです!
by.