2023年も早くも(目の前で)終わろうとしております。今年も色々ございましたね。僕が生真面目な人間なら、ここで去年から継続するウクライナ侵攻やらアメリカの高金利やら大河ドラマやら自分自身のマイホーム購入やらガザ戦争やら、この1年間の出来事を振り返ってあーだこーだコメントするのですが

 

当然、めんどくさいので振り返りコメントは控えさせていただきます🙄

 

で、それはそうとマイホームブロガーとしては、今年4月にマイホームを(中古で)購入させていただいたわけですが、今年は家を買うには良い年だったかどうか?そこだけはコメントさせていただきたいと思います。

 

これについてはもうね、

 

 

 

 

 

議論の余地は無い、とだけしか言えません。

 

 

 

 

この1年、アメリカの高金利に引っ張られる形で住宅ローンの長期金利は上昇の一途を辿る一方、市場の影響を受けない短プラ基準の変動金利は歴史的低水準で推移しており借入側にとって好条件が続いておりましたが、原材料価格と人件費の高騰により新築戸建てにかかる購入費用は青天井に膨れております。一部記事では建築費はさほど上昇していないとされていましたが、僕が新築を検討していた時は、某日本最人気の工務店の営業さんからは「1月経つごとに坪単価が1万円上がっていく」と言われたり、地元工務店と新築戸建ての打ち合わせを進めていた友人なんかは、半年前には2,000万円で建てられたはずが今の見積もりでは3,000万円に膨れ上がっていたと言っていました(これは業者の当たり外れもあるかもしれんけど🙄)

 

結局、いくら住宅ローンが低金利(変動の場合)で金利負担が少なく借りられたとしても、建築費用が大きく高騰している状況では購入にかかるハードルはむしろ上昇しているのかもしれません。

 

さらに、マンションでは分譲価格の高騰とともに賃料も上昇傾向とのこと😥

 

ひょっとして、買うのも、借りるのも大変になっとるんやなかろうか?住居費で頭を悩ますなんて嫌な時代ですね…

 

で、本題なんですけども、これらを勘案して2023年は家を買うには良い年だったかどうかというと、個人的には

 

 

 

選択の余地は無い、というわけで。

 

 

 

 

 

買うなら買え、これだけです。

 

 

 

散々引っ張っというてしょうもないオチだな🙄って感じですが。

 

そもそもですね

 

 

 

世帯年収中央値が423万円の国の一般ピープルに選択の余地なんてないんですよ。

 

 

単身男女の年収を合わせての数字なので、これがファミリー層なら年収中央は700万円弱でしょうか?子育てに伴う女性の一時リタイヤなどを考えると、4,000万円以上かかる買い物にもはや選択の余地はないと思います。

 

しかも今後50年間で人口の30%以上をロストすること確実な衰退縮小途上国のジャパンにおいては、今後の革新的な経済環境の進化発展はほぼありえず、今以上の環境が将来に用意されているとは思えません。インフレが落ち着いて物件価格が安定または下落したところで、その時のあなたの年齢と収入、ローン融資を巡る金融業界の有り様が今より好条件とは言えません。今の時代が、過去20年に比して明らかに不確実性が増していることを、市井の一般人である僕たちでさえ、ひしひしと感じているところではありませんか?

 

今買えるなら買え、買える時に買え、今買えないなら将来も買えない、ってのが実情ではないでしょうか?別に急かすわけやないけども、今までの感覚で貯金やなんかに励んで未来の夢を追ってもしょうがないと思ってます。僕もできることならスバルの新車のアウトバックに買い換えたいですが、おそらく生涯に渡って実現しない夢かと思ってます🙄

 

繰り返しますが、僕を含む慎ましやかな一般人には、今買えるか買えないかのゼロか百かの話であって、選択肢なんてのは可能か不可能かの二択しかなく、悩むべき次善の選択肢なんてのは存在しません。景気の小さなブレによる刹那的なチャンスは到来するかもしれませんけど、そういうチャンスをつかむのはかなり難しいしストレスですよね。

 

日米金利差が縮小して(若干)円高に振れると言われている2024年ですが、結局、今がベストというのは来年になっても変わらないと思います。まぁ正直、居住用のお家を買うのに時期を見定めてから買うなんてケースはどのような年収層でも少数派かな?と思うので、こんなこと言われずとも、みんな買うときは思い切って買うもんなんですよね。

 

来年もマイホーム界の人々にとって良き1年になりますように。