大した話じゃございませんのよ。

 

マイホームカテゴリーのブログをハシゴしておりますとね、ちょくちょく出てまいりますね。対人問題。特にファミリー層が多いカテゴリーだけあって、子どもの友達関係のトラブルをよく見聞きします。子ども同士のトラブルや、所謂ママ友問題。他人事なんですけど、お話を聞いているだけでも、うわぁ~大変そうやな~、と思うケースが散見されているわけであります。

 

そういうトラブルのお話を見聞きする度、

 

 

この相手がもしご近所さんやったらヤバいよなぁ

 

 

と戦慄しております。

 

毎日出勤するたびに玄関先で出くわしたり、ゴミ出しの時にゴミ捨て場で出くわしたり、ママ友だったりすれば子ども同士がいつものように遊んでたり、忘れたいのに嫌でも毎日思い出さなきゃいけないような相手が問題アリアリの隣人だったら、なんとも居心地の悪い住宅街になっちゃいますよね。家から外に出たくないなんて思っちゃいそう。

 

何を隠そう、僕はそういうことには今まで無頓着でありました。そもそもママ友や子ども同士のトラブルや隣人関係に、そういった現実が転がっているというのも、アメブロを見始めるまではまったく知らなかったのです。実家にいたときだってご近所さん付き合いは全部親の管轄で、僕自身は小さいころに近所の幼馴染と遊んだり、十五夜のお月見泥棒や年末火の用心の夜回りぐらいでしかご近所と関わっておりませんでした。なんで、家を建てようかと新築を検討しているときもこの手の問題については一切気にかけていなかったのです。

 

僕が新築を考えてヘーベルハウスを検討していたとき、ヘーベルハウスが開発している分譲地を営業マンさんから紹介されました。

 

 

分譲地の価格は1区画あたり1,200万円~って感じだったんですが、土地の予算500~600万円だった我が家からすれば完全に予算オーバーでしたが、それでも僕的には義実家にも近くて候補の一つにあがっておりました。ですが、ちょっと僕が前向きになっていたときに営業マンさんから

 

周りのご近所さんが同年代ぐらいになるかと思うのですが、大丈夫ですか?

 

と心配されました。

 

新築一戸建てを建てるボリューム層が確かに僕らのようなミドサーで、新しく開発中の分譲地ですから周りに同年代の方々がお家を建てていくことになるのは当然かと思うのですが、当時の僕には同年代のご近所さんが多いことになぜ心配しなければならないのか理解できませんでした。

 

が、アメブロで子どものお友達トラブルやママ友問題を履修した今ならわかります。

 

ご近所が同じ年代のファミリー層で、もしかしたら子育てなどで関わるかもしれない、そのときに何かトラブルが起こった時の近所づきあいがどうなるかというリスクが。

 

同年代だからこそ友達になれる、というよりも、同年代だからこそ否が応でも関わらずを得ず、それでソリが合わないと大変気疲れする、ということも。そういえば職場の先輩にも、奥さんがママ友関係に疲れて鬱気味になってしまい引っ越したという方がいらっしゃいました。ご近所付き合いってホンマ怖いんですね…

 

今の我が家は中古住宅を購入したので、周辺は17年前に分譲が開始された住宅街であり、周りのご家庭は軒並み子育てが一段落したお家ばかりです。お向かいさんやお隣さんに至ってはお子さんが独り立ちしてご夫婦だけで暮らしてらっしゃる様子。ウチがまだお子を授かってないこともあり、ご近所付き合いは朝に挨拶を交わすぐらいでほとんどないも同然で、かなりラクです。

 

周りのお家と年が離れているのも寂しいですが、かといって同世代ばかりでも大変なのだろうなぁ、と理解したミドサーの秋でした。