Bluetoothインカム。便利ですが半年ほどで昇天されますので新しいものをゲット。どんどん軽く、使いやすくなりますね。

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 さて、新しい補助金、「事業再構築補助金」が菅内閣のコロナ対策の目玉として登場します。

 

 まず目を引くのは予算規模の大きさです。

 

 1件当たりの補助上限1億円。予算総額1兆円。

 

 コロナ対策で打ち出されたさまざまな中小企業支援策の後継策と目されています。

 

【募集開始と実際の支給】

 この助成金は12月8日の閣議で決定され、第三次補正の一環として発表されました。実際の国会における審議は来年。

 

 そこから実際に事務局が立ち上がり募集要項が発表され、実際の募集、承認、計画実行、補助金交付、となるはず。補助金を手にできるのはかなりさきになりそうです。

 

【対象事業、予想される受給条件】

 対象となる企業は資本金などでシバリがかかります。

 

 対象となる事業は、コロナなどで事業不振となっている企業の業態転換、新商品/サービス開発、M&Aによる他社買収、になるとみられます。

 

【ポイントは】

 菅首相のブレーンと言われるアトキンソン氏、竹中平蔵氏の持論は「競争力強化」です。いままでの、「中小企業を倒さない」という保護色の強い施策から転換する、と言われています。

 

 その物差しでこれを図れば、

 

 「この補助金を使って本当に企業がよみがえり、競争力を発揮できるのか」というところが選抜の基準となるはずです。

 

 実際には、雇用の維持または雇用の増加(それが計画期間中にできなかった場合には補助金の返還)、企業規模の拡大(中小企業から中堅企業レベルへ)という条件がかかると思われます。

 

 一件1億円で一兆円というと1万件(1000件と書いちゃいましたが訂正します)です。

 

 事務局、申請者ともかなりの負担が生ずることが予想されます。

 

 ともあれ、詳細は募集要項の発表を待つことになります。

 

 

 

 

 拙著「倒産のリアル」2020年9月、発刊されました。

 コンサルタントを始めていままで見てきた再生の現場をなまなましく描きます。

 「ビジネス書とも、経済小説の短編集とも取れる内容。普段あまり本を読むことのない自分でも一気に読めた」
 

 「文体や段落、行間やダッシュの使い方がミステリー小説の文体に近くつい引き込まれた」

 などのご感想をいただいています。

 今まで、事業再生関連の本は、ガイドブック的な造りだったり、解説書風だったり、あまり読んでいて面白くない文体のものが多かったので、そうでないものを、ということで書き下ろしました。

 札幌市内ではコーチャンフォーさん、ジュンク堂さん、札幌駅横の紀伊国屋書店さんなどに置いていただいています。

 お手に取っていただければ幸いです。

 

 

 

 

脳科学者自ら描く、心の闇とは。

 

 

 

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