マイナンバーカード、申し込みました。

 

 さて、当初借りた条件では返済の継続が難しい場合、返済条件変更(=リスケジュール)を受けることができます。

 

 リスケジュールは2009年(平成21年)の金融円滑化法でできた仕組みです。金融円滑化法自体は廃止になっていますが金融円滑化対応は今も続いています。

 

 この夏、中小企業再生支援協議会の新しい取り組みとして「特例リスケ」が始まりました。

 

 制度の特徴は、

 

1.前年比△5%以上売り上げが落ちている中小企業

2.DD(デューデリジェンス)なし

3.資金繰り予定表のみを作成、リスケへ

4.その後資金繰り実績をモニタリング

 

 というところになります。

 

 コロナ禍の影響がどこまで続くか不透明な中、とりあえず確実にリスケをしましょう、という制度です。

 

 「いままでもリスケを受けているがこれ以上単純なリスケの延長は難しい、と言われている先」

 

 「先行きが不透明な中、きちんとした中期計画が書けない先で約定返済の維持が難しい先」(これはほとんどの中小企業がそうだと思います)

 

 というような中小企業に有用な制度、と思います。

 

 詳細はこちらから

 

 中小企業庁「特例リスケ」解説パンフレット

 

 

 

 

 

 新著「倒産のリアル」発売になりました。

 

 コンサルタントを始めていままで見てきた再生の現場をなまなましく描きます。

 

 「ビジネス書とも、経済小説の短編集とも取れる内容。普段あまり本を読むことのない自分でも一気に読めた」

 「文体や段落、行間やダッシュの使い方がミステリー小説の文体に近くつい引き込まれた」

 などのご感想をいただいています。

 今まで、事業再生関連の本は、ガイドブック的な造りだったり、解説書風だったり、あまり読んでいて面白くない文体のものが多かったので、そうでないものを、ということで書き下ろしました。

 

 札幌市内ではコーチャンフォーさん、ジュンク堂さん、札幌駅横の紀伊国屋書店さんなどに置いていただいています。

 

 お手に取っていただければ幸いです。

  

 

 

 

 youtubeでもコロナ対策を解説しています。セーフティネット保証を使ったリスケの正常化とは?認定書取得の際の留意事項とは?チャンネル登録で新着動画をチェック!