寒さ厳しき折、屈斜路湖は美しい。

  
  さて、「老人と海」、高校生以来40年ぶりくらいで読み返しました。

  あまりに有名な、老人とカジキ、老人とサメとの果てしない戦いを描いた小説。

  読み返して気づいたのは、老人が

  「一度も戦いをやめる」ということを考えないこと。

  「途中でやめる」とか「この辺で引き返すか」とか「辛い」
とか、そう言う表現が一切ないのです。サンチャゴは愚直にカジキと戦い、サメを叩きます。

  ここは簡単なようで難しい。トシを取るといろいろなことを覚えますから目の前にある取り組まなければならないことの周囲にあるいろいろなものが目に入るようになります。そして…途中でやめることを正当化してしまう。

  …ヘミングウェイが主人公を老人にしたのもわかります。若者ならそういう行動をしても「普通」だから。

  「老人と海」いまさら読もうとおったのは「読書という荒野」に出てくる本だからです。

  「読書という荒野」の著者、見城徹氏が上げている本の中の一冊が「老人と海」でした。

  このようなことをいまさら「学んだ」と書く私は人としてコンサルタントとしてどうかと思いますが正直な感想を書きました。

  追伸  「老人と海」新訳で読みました。サンチャゴはメジャーリーグ好き。その中にシスラーという選手の名が出てきます。イチローが84年ぶりにシーズン安打記で抜いたのはこのシスラーの息子と解説で知りました。