初雪も降り、新そばの時期とあたたかいものが食べたい時期が重なりました。

 

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 さて、最近、このブログで書いた、金融庁関連の記事は…

 

 「金融庁の本気度がわかる今日のニュース」(日本型金融排除について)

 「広島現象、金融界にも」できない、とされていた事業性評価の波は広島銀行から

 「着々と手を打つ金融庁」担保主義からの脱却など

 

 本当にできるのか…?という感じのものが多かったのですが、今日発表の「金融行政方針」でこれらのポイントが明示されました。

 

 主な内容です。

 

 「世界的な長短金利の低下や、テクノロジーの進化など、金融業を取り巻く環境は大きく変化。横並びで単純な量的拡大競争に集中するような銀行のビジネスモデルは限界に近づいている。金融機 関は、現在のビジネスモデルが環境変化の下で持続可能か検証が必要」

 「十分な担保・保証のある先や高い信用力のある先以外に対する金融機関の取組みが十分でないため、 企業価値の向上等が実現できていない状況(「日本型金融排除」)が生じていないか、実態把握

 「FinTech(金融・IT融合)の動きが、金融の姿を今後大きく変えていくことが見込まれる」

 

 この1年は過去の金融(あえて…既存の担保主義、保証協会融資優先のもの)と金融庁の考える金融(事業性評価をきちんと行い、踏み込んで融資を行う)をつなぐ1年になると思います。

 

 それをうけて?道内銀行の再生支援方針はすでに変わり始めています。

 

 金融庁は「今の地方金融機関のビジネスモデルはもたない。速やかに次のビジネスモデルを模索せよ」と明確に発信しました。

 

 このブログでもできる限り早く、情報を発信したいと思います。