ちょっと盛りは過ぎましたが札幌の桜。
4月から5月にかけて日照時間が伸び、気温が上がり、桜だけでなく、梅やチューリップ、水仙などが一斉に開花します。「光の春」到来です。
事業再生や事業承継、M&Aなど中小企業の「お困り解決」を主コンサル種目としている私としては、基本は面談を通じお客様の置かれている状況をゆっくり解きほぐしていきます。
そのうえで解決策を考えていきます。
お客様のご要望に応え、「電話相談」を受けるときがあります。
遠隔地で面談をするための往復の時間は取れないがすぐ相談したい、というとき。
電話でのやり取りを少しでも精度を高めるために、事前にできる限り資料をファックス/メール添付でお送りいただき、お話に臨むことになります。
電話相談では、
①問いに対する答えを短く、先に。
②その次にその理由や根拠を説明。
の繰り返しをしていくのですが…
答え全体を自分の頭の中に描き、それを順番に吐き出していくイメージになります。
話が進んでくると、
「さきほどご説明した●●●と似ていますがここが違ってきます」
ついでに、
「さきほどこんな説明をしました」、と復習したり。
なかなか難しいところですが、「お客さまがどの順番で聞いたか、お客さまの頭の中で自分の話がどう組み立てられているか」を考えながら話します。
人間の常として、
「自分に良い情報はそのまま、自分に悪い情報は割り引いて」頭に刷り込んでしまいがちです。
そこも気を付けながらお話していくことになります。
滑舌よく、ゆっくりと、聞きやすいトーンで。
電話相談を終えると、ちょっとぐったりします。疲労度が深いのです。
原因を考えてみると…
直接の面談なら、お客さまの表情や動作、服装や持ち物など副次的な情報をいっぱい得られます。この部分、電話だと声のトーンやしゃべり方しかヒントがありません。自分の話がどこまで伝わっているか、お話についてきていただいているか。
普段の面談より「張りつめて」お話をする分、疲れも深いのでは、と思います。
でもお役に立てればそれ以上の喜びはありません。
できれば直接のご面談で。でもやむを得なければお電話でもご相談に対応します。
スカイプ、Facebookのビデオ会話でのご面談も可能です(表情を見ることができるので音声のみの通話よりずっと楽ですし、なにより通信料がかかりません!)。
場合によっては自宅からご相談に応じることもできると思いますので対応できる時間帯も大きく広がります。
電話(スカイプ)相談のお話でした。