100年企業、という話題が定期的に話題になります。企業寿命は30年、という説があります。これは創業社長が事業承継せず、1代限りで会社をたたむイメージでしょうか。

100年持つ企業となると、1代20年としても社長は5人。すべて同族から社長が出る場合、従業員の中からつなぎの社長が出る場合、いろいろなケースが想定されます。

100年前というと1915年。大正4年、対華21か条の要求のあった年、と。

私の子供の頃、100年ブームがありました。明治100年、北海道開拓100年、電灯100年などなど。明治維新の頃初めて行われたことがどんどん100周年を迎えました。それから約50年が経過したことになります。

大正の頃の労務や、為替、金利、金融制度などを想像すると今と全く違う状況下、たくましく商売に生きてきた先輩方の姿が浮かびます。

北海道の企業は国の政策に翻弄された面もあるでしょう。

人と同様、企業にもDNAがあるように思います。人のDNAは途中でかわることはありませんが時々刻々、企業のDNAは変化していきます。
100年売れ続ける商品はなかなかありません。商品も入れ替わるでしょうし、作り方も職人技から機械へ、と変化していくことでしょう。

企業の変化、動物の進化に似ているかも知れません。

雑感でした。