青空。

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 事業再生はどんどん変化していきます。

 いままでも金融円滑化法の施行と期限切れ廃止、経営者保証ガイドラインの導入、など大きな節目がいくつかありました。

 その時に直面するのが、原理原則に則って再生をまとめていくのか、実をとるのか、ということです。

 たとえば、経営者保証ガイドラインには、連帯保証責任が免責になる条件がいくつか列挙されています。

 それに則って、

 「免除をお願いします」と要請するのか。

 いまのところ、正面切った減免、というのは金融機関の辞書にはない状態ですので、「実質的に責任追及はしません」といったような回答があったとき、「実質的に譲歩してもらった」としてそれを是とするのか。


 これも答えのない世界になります。

 
 状況を変えていくことも必要ですし、金融機関の立場をおもんばかることが必要な局面もあると思います。


 悩みながら、事業再生は進んでいきます。






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