経済センタービルの帰り。道新ビルをぱちり。

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 古い映画になってしまいましたが、トム・ハンクス主演の「フィラデルフィア」。法廷劇ですが、トム・ハンクスを弁護する、弁護士役のデンゼル・ワシントンは劇中、よくこういいます。

 「私が6歳児だと思って解るように説明して下さい」


フィラデルフィア [Blu-ray]
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 これは私が初回相談の際、お願いすることと同じです。

 「頭の中にある順番でどんどん話して行って構いません。話がダブっても飛んでもいいですよ」と、少しリラックスしてもらい、ゆっくりお話ししてもらいます。

 私の頭の中ではevernoteでメモを取りながら、お客様の話に肉づけをしていきます。

 再生にまつわるお話は大きく2つのパートに分かれます。一つは「なぜそうなったのか」。窮境原因、と言われるものですがどんな要因が働いて苦しい状況にはまり込んだのか、に関する部分。そしてこれからどうする?という計画の部分です。このパートは、「今一番困っていること、気になっていることはなんですか?」という質問の答えから始まります。お客様が勝手に思い込んでいらっしゃることがらも多く、それを解きほぐしながら、対策を考えていきます。


 お聞きした内容を一度ストーリー構成したあと、お持ちいただいた申告書や売上一覧など紙の資料と突き合わせ、矛盾がないかどうかを確認していきます。


 ごくまれにお話が支離滅裂で紙資料もなく説明をしてくるお客様もいらっしゃいます。

 そうなるとなるべく失礼のないように、と思いながら、途中でお話をさえぎって質問を入れたりすることになります。


 おいでになるお客様にお願いしたいのは、



 「私(山崎)を6歳児と思ってゆっくり説明して下さい」ということです。


 お客様にとってはおなじみのストーリーでも私にとっては初見のお話です。


 理解するまでもたつくところもあると思いますが、どうかご容赦下さい。




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平成26年4月16日(水)

中小企業健全化研究会様主催、弁護士法人太田・小幡綜合法律事務所様後援/「特定調停の活用と経営者保証の新ガイドライン」

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