ようやく札幌も桜が開花しました。桜だけでなく、チーリップなどほかの花も一斉に咲き始めました。

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 さて、私が最初に経験した職場、銀行をなつかしく思い出すときがあります。

 仕事ができなかった私。それはそれは怒られました。

 しかし、上司がしてくれたアドバイスのほとんどはあまり役に立ちませんでした(それは上司の側に問題があるのではありません。役に立たない理由がちゃんとあります。詳細は別記事に)。

 その中で印象に残っている話があります。

 今日のテーマのとおり、

 「相手が取りやすいボールを投げろ」というアドバイスでした。朝礼での訓示だったと思います。

 支店にチームを作るくらい野球が好きな上司でした。野球の基本はキャッチボール。さらにその基本は、「相手のグローブめがけて、キャッチしやすいボールを投げる」こと。グローブからボールがはずれればはずれるほどグローブを動かさないとキャッチできませんからエラーの確率も上がります。

 仕事の中では、ただ説明しました、ではなく、「わかるように説明したか」。

 たとえお客様が解った、と言ってくれていても、再度「こういうことですからね」という説明をする。

 できるだけ進捗を報告して安心してもらう。

 などがこれにあたると思います。ただ仕事をこなすだけではなく、相手にとってわかりやすくできたかどうか、が重要です。

 …今日これを書くのは、この数日仕事が重なってその辺の対応が十分ではないからです。自戒をこめて。




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