日差しがだんだん強くなってきました。

$帽子かぶったコンサルタント - 札幌で中小企業再生に取り組む、認定事業再生士のブログ-image

 さて、3月末に迫った円滑化法期限切れですが、可能な範囲で情報収集したところでは特に金融機関の対応が激変することもなく、淡々と3月末をまたぎそうです。

 例外となりますのは、

 条件変更を受けているが長期間業績の不振が続いていて金融機関側から再生可能性が低い、と評価されている会社です。

 そこに、「100%保証協会付」「不動産担保あり」などの条件が重なりますと、金融機関側からみて、処理に進んだとしても実損はないか軽微なものにとどまるわけですから円滑化法の期限切れに合わせ、

 「これ以上の条件変更には応じられません」

 「担保や余剰資産を処分して弁済してください」
 
 など、金融機関側からのささやきが始まっているはずです。

 保証協会が代位弁済を行い、債権が金融機関から移動したとしてもそれはイコール「破綻」ではありません。

 M&Aや事業譲渡で一部だけでも事業を残すことも検討可能だと思います。

 まずは自社の置かれている状況をただしく知ること。(金融機関からどう見られているか)

 どんな対処があるのかアドバイスを受けること。

 をお勧めします。一人ではなかなか解決できません…その時のための再生コンサルなのですから。



人気ブログランキングへ体力回復、の一押し、お願いします。