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帽子かぶったコンサルタント - 札幌で中小企業再生に取り組む、認定事業再生士のブログ


 「会社と魚はアタマから腐る」とよく言われます。

 中小企業経営者は程度の差はあれ、必ず自分なりの経営スタイルを持っています。

 その形はさまざま。

 学びを積み重ねながら常に修正を加えていくタイプ。

 特段経営の勉強はしていないが自己流で経営を進めていくタイプ。

 自信過剰や逆に自信なさすぎ、でも経営にはよくありません。

 …人の話を聞きすぎてもいけない(振り回されてもいけない)ですし聞かなさ過ぎてもいけない。本当に難しいところです。

 コンサルタントに対する依存にも同じことが言えます。

 いろいろ頼りにしてくれるのはウレシイですが、べったり頼られてもなんでもかんでも魔法のように解決するわけでもありません。

 経営者の「タイプ」にコンサルとしてどう対応していくか、この記事を書きながらいろいろ考えていてまた矛盾(パラドクス)に気づきました。

 経営者が「しっかり」してくれていないとコンサルが入っても効果は薄くなります。「ではこの方針で」となったときに社内でそれを実行していただくのは経営者の役割となるからです。

 でも、弊社に再生のご相談に来られる方は、一口でいうと「しっかりしてない」経営者の方です。〆るところを〆られず、結果として業績の悪化を招いているわけですから…。

 中小企業の再生はそのはざまにあります。

 コンサルの思考回路は、

 「与えられた条件の中で最大限の効果を出す、そのために最良の行動を取る」ことにつきます。

 経営者のタイプを見ながら、悩みながら、少しずつ改善を進めていくことなります。 


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