引き続き読んでいる、「道は開ける」。

 読み終わりましたがそのまま2回目に。一回目は黄色のマーカー、二回目はピンクのマーカーで印をつけながら読んでいます。

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 会計事務所時代、書類を山のように積み上げながら仕事をしていました。今から思えば、それで仕事をしているつもりになっていたのでしょう。

 今の会社を作り5年目。一応社長兼チーフコンサルタントですので多少机の上が汚くても怒られません。回覧書類を止めても文句は言われません。

 話戻って会計事務所時代、自己啓発本や「仕事をきれいにやるヒント」的な本を読み始めたころ。

 この本に出会いました。

 
なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣 (PHP文庫)
なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣 (PHP文庫)

 「仕事が降ってきたらすぐにやる」「机はいつもきれいに保つ」

 そんなことできるわけないじゃないか…と思って手に取った本です。この本の真骨頂は、

 「後回しにするな」。

 締切が1週間先の仕事があれば今日やってしまえ、ということです。1週間先だから、といって仕事の在庫に入れてしまったとしましょう。そうすると、

 月曜には、「あ、これやらなきゃ、でも6日先ね」
 翌日には、「あこれやらなきゃ、内容はそうそう、こんな中身だったな。ここに電話して資料つけて…って感じか。〆は5日先だな」
 さらに翌日には、「ええとこれなんだっけ?ああ、そうそう、あそこに電話してあの資料つけて…」

 つまり、その仕事を手に取って内容を思い出し、締切が先だと安心する、というのを何度も繰り返すことになるのです。

 その場でやってしまえば山になることもなく手元はきれいなまま。次に仕事が来てもすぐ着手できる…当時の私には、目からうろこ、衝撃の一冊でした。

 で、「道は開ける」に戻るのですが、本の終わりに近いところ、「疲労と悩みを予防する4つの習慣」の中に、

 「机の上はきれに保て」

 「情報が十分になるのならその場で決断しろ」

 とちゃんと書いてありますね。

 ビジネスの基本は、「道は開ける」に凝縮されているように思います。

 で、今日の画像ですが、きれいになった机と「なぜか仕事がうまくいく人の習慣」「道は開ける」の記念撮影。

 机の上の様子は、自分の仕事そのものの映像表現です。

 もうちょっとつっこむと、机の上は自分の人生の縮小版、とも言えると思います。

 仕事を進める上では頭の中でいろいろ思索を巡らす時間も必要ですが、節目節目でこのように「形から入る」「体を動かす」ことも必要ですね。

 さて午後は2日ほどホールドしちゃった手紙の返事書きなどをやっていきます。仕事、どんどんやっていきますよ!


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