今日は日食の日ですがあえて夕日の画像を。
調べますと、次に日本で見ることができる金環食は2030年6月1日、場所は北海道!と。ただし北海道といっても宗谷の一部、とか納沙布岬、と言われると気軽に行ける距離ではないですけど…
日食、運勢的にはあまりよいものではなく、好んで日食の太陽の下に入るものではないそうです。窓から差し込む、弱くなった太陽光をちらちら見ながら仕事をしております。
さて、事業再生にはいくつかパラドックスがあります。今日はそのうちの一つ。
再生の基本は「破産」というポイントについて。
非常に逆説的なお話になりますが、中小企業再生の基本は破産です。
??と思われると思いますが、何が言いたいかというと、再生スキームを作ることは常に「破産したらどうなる」というものとの比較、ということです。
ここで破産するよりも債権者に対する配当が増えるから再生に進む、という判断ができます。そして債権者に対しても説得ができるのです。債権者からすれば、債務者側が企業が再生でき、雇用が守られるスキームを描いてきたとしても破産より自分の取り分が少なくなるのであればそれを承認する流れにはなりません。そのようなプランを提示されたとしても、冷たいようですが「普通に破産して配当をください」としか返答のしようがありません。
したがって破産手続きの進み方、配当率の計算、優先債権、別除権の取り扱い、配当が確定したときの債権者側の経理処理や税に与える影響などを熟知しておかなければなりません。
この中には売掛金に設定する譲渡担保など取り扱いが微妙なものもあり再生に関係する他の分野と同様、どんどん変わっている部分です。破産だから、といって一度覚えておしまい、ということではありません。
さて、札幌は最大食を過ぎだんだん日の光が回復してきています。
今日もよい1日を!
調べますと、次に日本で見ることができる金環食は2030年6月1日、場所は北海道!と。ただし北海道といっても宗谷の一部、とか納沙布岬、と言われると気軽に行ける距離ではないですけど…
日食、運勢的にはあまりよいものではなく、好んで日食の太陽の下に入るものではないそうです。窓から差し込む、弱くなった太陽光をちらちら見ながら仕事をしております。
さて、事業再生にはいくつかパラドックスがあります。今日はそのうちの一つ。
再生の基本は「破産」というポイントについて。
非常に逆説的なお話になりますが、中小企業再生の基本は破産です。
??と思われると思いますが、何が言いたいかというと、再生スキームを作ることは常に「破産したらどうなる」というものとの比較、ということです。
ここで破産するよりも債権者に対する配当が増えるから再生に進む、という判断ができます。そして債権者に対しても説得ができるのです。債権者からすれば、債務者側が企業が再生でき、雇用が守られるスキームを描いてきたとしても破産より自分の取り分が少なくなるのであればそれを承認する流れにはなりません。そのようなプランを提示されたとしても、冷たいようですが「普通に破産して配当をください」としか返答のしようがありません。
したがって破産手続きの進み方、配当率の計算、優先債権、別除権の取り扱い、配当が確定したときの債権者側の経理処理や税に与える影響などを熟知しておかなければなりません。
この中には売掛金に設定する譲渡担保など取り扱いが微妙なものもあり再生に関係する他の分野と同様、どんどん変わっている部分です。破産だから、といって一度覚えておしまい、ということではありません。
さて、札幌は最大食を過ぎだんだん日の光が回復してきています。
今日もよい1日を!
