観葉植物、順調に大きくなってきたのでバオバブを大きめの鉢に植え替えました。

帽子のターンアラウンドマネージャー札幌を行く - 認定事業再生士のブログ-植え替えた


 オーロラの方も伸びすぎちゃって…植え替えた方がいいんでしょうね。ちょこっと調べましたところ、どんどん脇芽が出て増えるそう。しかも寒さに弱い(弊社の冬の寒さは…)と。

 さて、今日は弁護士さんと再生についてです。踏み込んだタイトルにしました。

 商売柄、弁護士さんとはお付き合いが深く、実際に民事再生案件をお願いしたり、通貨オプション損失対策のご相談をしたり、と事業再生分野に熱意をもって取り組んでいただいている弁護士の方々とお仕事をご一緒させていただくケースが多々あります。そのような方々は皆さん勉強熱心ですし、顧客に対しても詳しい説明をされる方がほとんどです。

 一方で、こんなお話しもよくお聞きします。

 「再生の相談に行ったら、なにかよくわからないことをもごもご言われ、着手金を請求された。再生の相談に乗ってくれるのだろうと支払ったところ、淡々と破産手続きが始まった」

 私が駆け出しの頃、破産案件をお願いした弁護士さんが、

 「破産って言うのね、企業のお葬式なんだよ。だからおカネもかかるんだ。葬式をしない、というのも選択肢としてあるけれど最後くらいきちんとしたら」

 とおっしゃっていたのをお聞きしてすごく腑に落ちる思いをしました。

 その「お葬式=破産」へ進むのかどうかは経営者にとって一大事です。きちんと説明をし、経営者の納得を得た上で手続に進むのは当然です。

 しかし、前述のように、よく説明をしないで、

 「債務を返せないのなら破産だね」ということでどんどん手続に入る弁護士先生がいるのも事実です。

 経営環境が複雑化している今、弁護士も万能ではありません。納得がいかないと感じたときにはセカンドオピニオンを取ることをお勧めします。