9日、SRC瀬戸内支部の勉強会に参加しました。「地方における事業再生の現状」ということで札幌/北海道の再生事情についてお話しさせていただきました。

 生涯初香川でした。会場のサンポート。

帽子のターンアラウンドマネージャー札幌を行く - 認定事業再生士のブログ


 ワンショットに収まらなかったので縦に。隣の建物はこんなに高いんです。

帽子のターンアラウンドマネージャー札幌を行く - 認定事業再生士のブログ-高松

 
1.北海道の金融情勢 少ない金融機関、縮む総貸出金額、特別保証枠や円滑化法の効果薄れる

2.返済条件変更先について 計画の変更は

3.再生計画のない会社 札幌では地元税理士の協力を求める動きも

4.円滑化法/金融機関による選別が始まっている

5.通貨オプション 円高により火を噴くか?メガバンクから地域金融機関へ 金融ADRが激増しているが、銀行に損害の一部負担を求めるもの 万能の解決策ではない 棄損した純資産の立て直し、損失補てんのために借入を行ったものについて返済計画をきちんと立てていく、など副次的な対処も

6.ミニM&Aの時代へ 民事再生法との組み合わせ、事業承継の出口 

7.民事再生法 債務カットの手段として今後の主流へ 債権カットを含む私的整理は、「銀行が同意しない」「無理やりやると訴訟リスクが生じる」

8.コンサル的にどうしょうもないケース 法的処理に進むおカネがない 何が起きるかを説明、恐怖心をとりのぞく 「事業を形を変えて存続したい」「自宅を防衛したい」(自宅の一時買取サービスも行っている)など

 お話しをさせていただきました。

 この日の会場は高松でしたが、瀬戸内海をはさんで岡山からも多数の参加があり、20名を越えるセミナーとなりました。札幌もがんばらなきゃ…

 そのあと、懇親会になりましたが…宴会の〆はもちろん「うどん」。2次会のあとの〆も「うどん」。

 高松、北海道民の私にとって殺人的な気温もさることながら、うどん文化はすごいです。

 高松、恐るべし。