以下、北海道新聞の記事からです。
 北電、本州へ電力供給を開始 海底ケーブルで(03/14 00:23)
 北海道電力1件は、東日本大震災に伴う電力不足を補うため、電力を津軽海峡の海底ケーブルを通じて本州に緊急供給する北本連系(北海道・本州間電力連系設備)の使用を13日午前開始した。

 東京電力と東北電力1件の要請に応じて当面の間、北本連系の最大送電能力60万キロワットを上限に電力を供給する。北本連系のケーブルは2回線あり各送電容量は30万キロワットなので、60万キロワットが限界だ。

 北電は「(緊急供給後も)道内で電力の供給不足が起きる心配はない。企業や一般家庭に対して、使用制限を要請する予定はない」としている。

 また、北電の社員4人が東電福島原発に、社員・グループ会社の従業員170人と作業車119台が、東北電の応援に向かっているという。(引用はここまで)

 今回外壁が吹き飛んだ東京電力福島第一原子力発電所一号機の発電能力(定格電気出力)が46万キロワット。2号機からあとの原発で78万キロワット。

 ざっと発電所1つ分の電力を融通する形になります。北電側では特に道内の電力を節約して送電する、ということではないようで、使用制限はない、ということです。しかし、今回の震災について復興まで相当な時間と資源を要するのは明らかです。少なくとも私の出来る範囲で電力、ガソリンなど節約できるものはして、その分が間接的に被災地の復興に充てられることを願います。