3月の声を聞いてだんだん日差しに暖かさがでてきたように思います。

帽子のターンアラウンドマネージャー札幌を行く - 認定事業再生士のブログ-未設定


 今まで私が接してきた200人くらいの社長さんにはいろいろなタイプの方がいらっしゃいました。

 今日はその中から、「決められない」社長さんのお話です。

 社長の仕事は業務は、「決断すること」です。

 新しい業務にチャレンジするか、しないのか。

 部下から上がってきた稟議書にどのような判断を下して行くのか。

 社内の業務で決断をする分には仕事をこなしておられると思いますが、弊社に再生のご相談で来られるときには、ちょっと勝手が違ってきます。

 なにせ、ほとんどの社長さんにとっては「初めて」の体験です。(何度も会社をつぶす社長さんは珍しいですから…)現状、会社が置かれている状況や可能な対処法など私がどんなに丁寧に説明しても最終的には、

 「じゃ、こっちの方向で」という判断を下していただかなければいけません。

 その判断がを下してこそ、再生に向けて動き出すことができます。

 …その部分はコンサルタントがどんなにがんばっても替りはできません。コンサルタントが出来ることは社長の判断材料になるものを提示し、答えを待つことしかできません。社長が迷っているからと言って、

 「こっちの方が正しいです」と横から決めつけをするわけにはいかないのです。