この半年から9か月ほど忙しい日々が続きました。

 それも何とか落ち着きつつあります。

 先日WiiFitやったら「273日ぶりデス」と機械に言われた、という記事を書きましたがまさにその空白の時期、忙しくしておりました。

 最近は生活のリズムも戻りましたし、早起きパターンも復活しました。

 本も読めますし、原稿も書けます。そうそう、先日掲載された「あきらめない」の4回目です。

 「あきらめない」は次回12月19日(日)毎日新聞北海道版に年内最後の掲載予定です。

$帽子のターンアラウンドマネージャー札幌を行く - 認定事業再生士のブログ-毎日新聞


 以前にも一度書きましたが、半年のパラドックスについて。

 弊社に来られる会社さん、初回相談はこんな感じです。

 「今日は10日ですよね。資金はいつまで持ちますか?」

 「…月末の銀行返済(支払手形、人件費…)が払えません」

 これが平均的なんです。そこでまずは資金繰り予定を立てるところからご相談が始まります。

 創業当初は、

 「もう半年早く来てくれたら…」と思い、実際にお客様にもそのようにお話ししたこともありました。

 でも、あるとき気がついたのは、

 「仮に半年早く来ていたら何か変わっていただろうか」

 「…きっと自分(山崎)は『もう半年早く来てくれれば』と言っていたのでは…?」

 ということでした。

 お客様である中小企業経営者は例外なくワンマン社長です。

 そのワンマン社長が弊社に御相談に来る、というのはそれだけで大きな決心をされてきている、ということになります。

 その決心をほめこそすれ、決して「半年早く来い」などと言ってはいけない…

 半年前には、その社長さんはSTPに来る、ということを決心できなかったわけですから再生は始まりようがなかったわけです。

 たまに、社長さんの側から、

 「もうちょっと早く来ていれば…」という言葉が出る時もありますが、私は、

 「決心して足を運んでいただけた、今日が再生のスタートなんです。過去のことはおいて未来に向けて何がベストか考えましょう」と申し上げます。

 再生開始のベストタイミングは「半年前」ではなく、「決断を下した、『今』」なのです。

  
 

 PS…また20分ほどかけて書いた記事が消えてしまいました。ちょっとしたキータッチで他の画面に飛んでしまうときれいに文章が消えてしまいます。あめぶろさん、なんとかなりませんか…??

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