自責と他責

　先般、カンブリア宮殿に出ていたCoCo壱番屋さん。

　経営者ご夫妻、すごい人生を送っておられました。

　そういえば同じくカンブリア宮殿に出ていた雪国まいたけの社長さんもものすごい苦労をされていました。私はまだまだですね。

　ずっとセミナーを一緒にやっているリージョンズの高岡社長から学んだ言葉です。

　リージョンズ、地域に有為な人材を供給する、という趣旨で作られた人材紹介会社です。高岡社長、各所で活躍中です。ＨＰはこちらから。

　採用した後、伸びる人かどうかを見る一つの基準が、タイトルの、「自責か他責か」だそうです。

　例えば、出身校の話になったときに、

　「家が裕福でなく働かなくてはならなかったのでこの学校に進むしかありませんでした。本当はもっと上に行けたのに」というのか、

　「働かなくてはならない事情はありましたが自分の成績をここまでしか上げられませんでした。実力です」というのかで全く違うと。

　他責（環境が悪い、親が悪い…）だと、どうしても「自分はがんばっている。悪いのは私ではない」というロジックになりがちですので自分は変わりません。

　それに対して自責だと、「環境も悪い、親も悪い。でも自分に出来ることはないのか」ということになりますので結果として周囲を変えていけます。成功確率も格段にあがるでしょう。

　CoCo壱番屋の社長夫妻も雪国まいたけの社長も自責型でした。

　何度でも、「自分に出来るベストは何か」を問いかけなければいけません。

　「郵便ポストが赤いのも太陽が東から昇るのも」すべて社長のせいです。

　手を止めて自分との対話の時間を取ること、大事ですね。

　今日は朝から自省を込めて。

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