さて雪まつりも終わり。

 あとは春を待つばかり…

 仕事以外の今年の私の研究テーマは「仏教と神社」。

 今回は…

ダライ・ラマ
角川学芸出版
発売日:2008-07-25
 ダライラマとのインタビューをもとに書かれた本です。
 「生とは」「死とは」「宗教とは」を説明します。
 全体を貫くのは「執着の薄さ」です。
 生きている間、人間はどんどん変化し続け、同じところにとどまることはない。また、カルマはとらえ方によって変わる(戦争で相手を殺す、というのは悪いカルマだが、同時に味方を助けるという点を見ればよいカルマでもある)。また、カルマは個人のカルマを連想しがちだが人類全体のカルマ、という見方もできる。
 



 ダライラマ、率直な人柄です。

 ダライラマといえば生き仏、連綿と続く生まれ変わり、という言葉が頭をよぎりますが、「もし私がダライラマの生まれ変わりでなければ別にそれだけのこと。ただの仏教徒として生きているだろう」

 この執着のなさ、受け入れる心の幅の広さ。この辺に仏教を感じます。

 次はこの本です。

 いろいろな神社や霊場を足を使ってまわります。

 そこでわかるのはいろいろなものに神を見出す日本人の心です。大きな岩や洞窟、川が合流するところなど…

武澤秀一
光文社
発売日:2009-12-16
 日本の神社や霊場がどのように成立したか、を読み解いていきます。一番重点を置いているのが足を使って実際に参拝してみること。それも本殿だけ参拝するのではなく、外宮や鳥居から本殿を眺めてみる。そこで感じた違和感や疑問を素直に読み解いていく。
 取り上げられているのは出雲大社や住吉神社などです。
 また信仰心を集めるという点では「霊場」も同じ、ということで高野山や恐山も取り上げています。
 どのようにその場所で信仰が成立したのかわかりやすく説明します。



 神社そのものをきちんと説明したのはこの本。

小学館
発売日:2002-07
 神社の基礎知識が詳しく解説されています。
 そもそも神社とは何か。また鳥居、狛犬、灯籠など、重要な構成要素について細かく解説を加えます。
 そこに浮かび上がってくるのは素朴な信仰心です。いろいろなものの中に神を見る、日本人の心理が改めてわかります。



 「日本書紀」「古事記」を読んでこれらの本を見るとさらに理解が深まります。

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