先週の低温だった一週間(寒かった…!)が明けるとぐっと寒さも緩みました。

 函館に移動しましたがこちらも雨です。

 足元がぐちょぐちょ。歩きにくく、キャスターバッグも持ち運びに困りますが

 春が近づいていると思えば少し心も和みます。

 オリンピックが行われるバンクーバーも70年ぶりの暖冬、ということで雪不足が深刻なようです。

 さて、案件をお受けするときに大事なのが自然な視線で見る、ということです。

 私の企業分析の順番は

 ①基礎資料を見る (法人税申告書、借入一覧、償却資産一覧、など)
 
 ②基礎資料をつくる (基礎資料を業績推移、社歴、店舗一覧、不動産一覧などに加工)

 ③現場を踏む (従業員さんともお話する)

 ④売り上げ計画、コストカット計画を作成

 ⑤事業計画・資金計画を作成 (④の数値を踏まえて作成)

 ⑥どれくらいのペースで返済ができるかの検証

 ⑦金融機関の同意が得られないときや計画に不備があれば④からもう一度やり直し

 すべてを通じて素直な目で見ることが重要です。

 いろいろな資料を作ることになりますがほとんどすべてがおカネで表現されます。

 おカネは、

 「突然なくならない」「使うからなくなる」

 「天から降ってくるものではない」「稼ぐから手に入る」

 ものです。

 自然な目線で作成した計画は自然なもの(リアリティの高いもの、実現可能性が高いもの)になっていきます。