火曜日のアクセス数、1400を超え、このブログの新記録を達成しました。お読みいただいてありがとうございます。

 あるコンサルティングから。

 特に業績に問題がある会社さんではないのですが、「ちょっと相談したいことが」ということで行ってきました。

 かいつまんでいうと、

 「銀行が何を言いたいのかわからない…」

 経緯は省略しますが、

 「御社との信頼関係が損なわれた」
 
 「私ども(その銀行さんです)は御社にとってどのような位置づけでしょう?」

 とその銀行の担当者から言われ、返答に窮した、とのこと。

 私が感じた、「多分銀行さん、こんなことを感じています」というポイントをいくつかご説明しました。

 ここであらためて感じるのは銀行のロジックのわかりにくさ、です。

 一応はプロの再生再生コンサルタントですが現場では何度も読み間違えたことがあります。

 ある銀行あてに「○○という対応はできませんか?」と尋ねたところ、「全くムリです」という返答。

 しばらくして

 「何であのあとコンタクトしてこないんですか?」

 「だって全くムリって言ってたじゃないですか」

 「そりゃ『どうだ』って言われれば教科書的に『ムリ』って言いますよ。でもそこから折衝でしょ?」

 と言われて

 「それならそうと言ってくれ~」と思ったことがあります。

 銀行のロジックを聞きなれているはずの私でも間違えます。

 銀行関係の方々、特に中小企業の再生にかかわってらっしゃるお立場の方々へ。

 皆さんのおっしゃっていることは多分何割かしか(しかも低い方の数字の何割か)しか伝わっていません。相手は素人です。どうかわかりやすく、ゆっくり説明してください。そして銀行業界の常識は、債務者の方々にとっては未開のジャングルのような世界に映ります。

 その点のご配慮をぜひお願いします。

さて今日の書棚のコーナー。画像をまとめて表示しました。こちらから。

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