終電間近のサツエキです。

 
帽子のターンアラウンドマネージャー札幌を行く - 認定事業再生士のブログ-札幌駅


 今日も一日終了…

 本日4月20日から拙著、amazonで通常発送になりました。昨日まで「配送まで1-2か月」という表示になっておりましたがこれからは心おきなく発注をお願いします

 会計事務所勤務のとき、会計業務のかたわらコンサルもどきの仕事を始めました。

 最初、いろいろな本を読んでコンサルティングを「学習しよう」としました。

 しかし、読んでも読んでもノウハウがたまったという実感がありません。お客様に自信を持って話せないのです。

 どこまでいっても「本にこんなことが書いてありましたよ」という受け売りのみ。

 自分にはコンサルというものは理解できないのではないか??

 と思い、今度は自己啓発に走りました。要するに「やればできる」という部分で安心したかったのだと思います。

 主な分野としては、

① モチベーションを上げる (思いは叶う)
② 問題の本質を探る (コーチングなど)
③ 脳の仕組み (七田式右脳開発法、西田式脳力開発)
④ 潜在意識 (苫米地英人さんの「洗脳」シリーズ)
⑤ おびただしい量の成功社長さんの本
⑥ 古典的な名著 (中村天風語録など)

 といったところでしょうか。

 そこでおぼろげにわかってきたことは、学習しようとしないで「感じ取る」ことが大事なのではないか、ということです。

 成功した社長さんや著名なコンサルタントの方々が異口同音に述べているのが、「自分以外の何か大きな存在を感じること」「自然に対して逆らわないこと」「正直に生きること」などの、一見して理屈ではないものについてです。
 
 学習するな、感じ取れ、と書くと簡単そうですが、なにせ小学校からこっち、ずっと準備されたもの(教科書や問題集)を学習する、という行動にならされてしまっていますから実行するのは大変です。要するに「怖い」のです。

 テキストや客観的なテストの点数(仮にコンサルタントという受験科目があったとして偏差値が高い、とか…)という命綱に当たる部分を切り離し、独力でビジネスの世界に泳ぎ出すような感覚です。

 「これはイケますね」

 「これはダメそうですね」

 ということが「解る」こと。直感できること…

 その浮遊感覚が場数を踏むことでだんだん明確なものにかわってきます。

 コンサルティングを「学んで」しまうと、ちょっと応用が効いた状況になるとついていけません。引き出しに答えがないからです。

 これを書いているうちにだんだん私の頭の中も整理されてきましたが、「学習」から「感じ取る」ことにスイッチするときに感じる恐怖は、

 「答えを出せるかどうか」「答えを出せないのではないか」というものだと思います。(なので答えをなるべく多くストックしようとするのではないでしょうか)

 本当は、「答えは必ずある」。

 「それを正しく引き出す」(相手から引き出す、自分のひらめきから導く)

 ことがコンサルティングの本質なのではないか、と思っています。





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