本日の日本経済新聞・北海道面新刊本の記事を掲載していただきました。このページの下に詳細を掲載していますが、「ひとりぼっちの社長のための事業再生」、本日店頭発売です。

 時間帯別にこのブログのアクセス解析を見ると午前8時からお昼12時位のアクセスが多いようです。

 業務用という位置づけなのかお仕事中の時間帯に見ていただけているようです。

 画像はある日の時計台。日本三大がっかりのひとつ、と言われていますがこの日はきれいな青空をバックにそれなりに?きれいに見えておりました。

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 さて、今日のテーマは最近あった金融機関の反応についてです。

 ある会社のリスケジュール折衝のために取引銀行を訪れたときのお話です。

 リスケジュール用の資料を作成し(実抜計画、ですね)「リスケにご協力ください」というプレゼンをした後、

 「うーん、ここまでの計画を作られるとリスケ、応じざるを得ないですかねぇ」とコメントしながらも、相手の支店長さん何か言いたそうでしたので、

 「何かご意見がございましたら率直におっしゃってください」とお願いしたところ、

 「今特別保証がでやすいので既存の貸付の折り返し(返済が進んできたところで元の金額まで貸し増しして期限も延ばすこと。例=1000万円5年の貸付があったとして残債400万円残り2年まで来ていれば600万円貸し増しし、1000万円の貸付を再度実行してそこから5年の返済期日を再度取り直すこと)で対応できませんか?」

 とのことでした。

 この日訪れた二つの金融機関が両方とも同じ対応でしたのでよほど特別保証はつきやすいものと思いました。昨年11月に麻生内閣の景気対策として特別保証枠が設けられたとき総枠は6兆円でした。しかし、小渕内閣の時、30兆円の特別保証枠を設け不良債権の山を築いた苦い経験から、各都道府県の信用保証協会の対応は鈍いものでした。しかし、最近、その枠が6兆円から20兆円まで増額されたところで、「申し出があれば基本的には保証する」という対応に変わってきたようです。

 申し出をいただいたケースでは折り返しをしてもキャッシュフローはあまり改善しないことと、もうひとつ他の理由もあり、再びリスケをお願いに行くことになりそうです。(折り返しをして一時的におカネが入っても結局返すおカネも増えますので)

 ただし、金融機関側の視点からすれば、今のところ延滞がなければ折り返しをして資金供給をし、キャッシュ不足を解消してしまう、と考えたくなる気持ちはよく理解できます。正常先の分類を崩さなくてもよいですから…

 中小企業の資金調達は今こんな具合になっています。



 私的に初の出版になります、「一人ぼっちの社長のための事業再生 -これが地方発の中小企業の事業再生だ!」が、HS社より4月10日本日!)には北海道内の主要書店に配本になります。札幌駅横の紀伊国屋書店では平積みをしていただけるようです。1,365円税込です。道外の方には、すでにamazonで予約可能な状態になっています。

 本の表紙イメージや章割りなど詳細はこちらをクリックするとご覧になれます。

 また、4月21日(火)、出版記念講演とパーティーを行います。「営業の大原則」中村信仁社長とジョイントさせていただきます!

 記念講演とパーティの詳細はこちらをクリックするとご覧になれます。

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