先週降った雪がとけ切る前にまた降りました。

 11月から入っていただいたN社員、13年ぶりに札幌にUターンしてきたということで最初に雪が降ったときに、

 「根雪にはならないですよね」

 「まだまだでしょう…根雪は12月、クリスマスの頃じゃないかなぁ」

 などと話していましたが、この調子だと…?

 初雪が降った後、本格的な積雪があった日の前にタイヤ交換は済ませていたのが救いです。

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雪


 先日のCRC総会で何人かのTAM(ターンアラウンドマネージャー、再生途中の企業に経営者として常勤で乗り込み内部から改善を行う人のこと)のお話をお聞きできました。

 血が騒ぐ…というか、自分でSTPという会社を経営していなければぜひやってみたい仕事です。

 実際に事業再生コンサルタントとして再生を担当すると社長様だけではなく、幹部社員の方、社員さんまですべての方、までコンサルの範囲を広げて対応することがあります。

 零細企業で実質社長一人がすべてを切り盛りしているような会社ではそこまでのニーズはあまり出ませんが社員数で30人以上になってくると社員会を開く必要性がぐっと高まります。再生スキーム全体を理解していただき協力を仰ぐためと雇用が継続されるかどうかという部分で不安を取り除くためです。

 ワンマン企業の場合、

 「何かわかんないけど社長の指示の通りに動いていけばいい」という風土があります。

 しかし、いよいよウチの会社、ダメなんじゃ…となればまずは自分の身の振り方を考えます。

 金融機関の手前、最初にスキームをすべてさらすことができない場合でも最低限のマエフリはしておくべき、と思います。

 事業や会社が温存できたとしても中にいるべき従業員さんがその前に自主退職して四散してしまうようでは何のための再生かわかりません。

 今手がかかっている再生事案ではおそらく社員会で再生スキームについて十分に説明することと数十人の社員さん全員について個別面談が必要だと思っています。

 それらの場面で必要とされるのは、「わかりやすさ」=あなたに理解してもらうためにやっています、何度でも説明します、という態度、「誠意」「情熱」=この再生にあなたの力を貸してください、わたしも一所懸命にやりますから、というようなものだと思います。

 それを社長としてやってしまうのがTAM。うーん、やってみたい…




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