秋のような、そうでないような気候の札幌です。

 金沢から戻ってきました。

 今朝ほど、飛んでいる雪虫を見ました。雪虫が飛ぶと2-3週のうちに初雪、という感じだと思いますが今日の気候だと…?雪はまだまだな感じがします。

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秋のような


 経営は直感で、というお話はいろいろな経営者やコンサルタントがしています。

 直感でこれはイケそう、というときはプラス方向のお話ですからそれはそれでいいのですが、そうでない場合(なんかイヤだ…と思うとき)はどうしましょう?というお話です。

 私は学校を出て最初の20年間、サラリーマンをやりました。

 サラリーマンの世界は我慢の世界、イヤなことを我慢してナンボの世界です。

 それが今でも尾を引く時があります。

 「なんかイヤだな」と感じてもつい笑顔で頑張っちゃう、そんなときです。

 やっと最近できるようになったことですが、その場ですぐでなくてもいいのでそのイヤな感じをゆっくり分析するようにしています。

 そうすると、その理由がはっきり浮かんできます。

 「理屈はわかるけど感情的に受け入れられない」(いつも私がお客様に言っていることですね)

 などが主な理由です。

 つくづく思うのは、「イヤ」と感じるにはそれだけの理由がある、ということです。

 私、事業再生コンサルティングを仕事としている身ですが、スキームを書いていて何か引っかかる時、イヤな感じが残る時は、やはり潜在意識がアラームを鳴らしているのだと思います。ただし、このアラームは気を付けていないと全くはずれるときもあります。

 このアラームがきちんと鳴るようにしておくためには、

1.情報を偏りなく集め、賛否両方の意見を十分に聞く。特にお客様のお話は最後まで聞く。
2.再生に関係ないものもちゃんと見聞きする
3.神経を集中したままにせず、きちんと緩める時間帯を作る

 というようなところに注意して常にバランス感覚を維持する、ということが必要ではないでしょうか。

 もうちょっと発展させて考えてみましょう。

 再生をやっていると、「再生=善、再生の障害になるもの=悪」というような二元的な受け取り方をしてしまう時期があります。しかし、再生の障害になるものというのはそれはそれでちゃんとした存在の根拠・理由があるものです。

 その大本を理解することで、

 性急に「とにかく承諾してくれ」ではなく、

 「お立場はわかります。でもあなたが協力してくれることでこの会社が助かり○○人の雇用が守れます」

 という説得ができるようになるのだと思います。 

 今日は自戒を込めて。





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