昨日、事務所の電話が光回線になった。

 その直前まではなんと「ISDN」回線。ビルのある地域が「光」エリアなのでADSLは使えない、という。…NTTの企業の都合としてはしょうがないかもしれないけど光とADSLでは差、ありすぎ。(インターネットの遅いこと!)

 今日はプリンタと社内LANが設定が終わった。あと月曜日にパーティションを少し足して終了の予定。

 さてこの3か月ほどはなかなか開業準備が進まず、イライラのし通しだったがようやく業務に手がつくようになってきた。「イヤだイヤだ」というストレスが少しずつ少なくなってようやく「好きなこと」ができるようになったわけだ。

 子供の頃から私たちは「我慢しなさい」と言われ続けて育つ。いろいろな局面で自分の好き嫌いを横に置いてついつい「頑張って」しまう。

 成長して社会に出たあとも仕事は必ずしも楽しいものではないので平日は我慢、週末はオフ、という構図ができあがる。本当は仕事がうまくいっていると平日/週末、仕事/プライベートの境目がどんどんぼやけてきて最終的には渾然一体となって「人生って…楽しい!」となるのだが。

 先にも書いたが脳はストレスに弱い。「我慢する」仕事だとそれだけで消耗しつくしてしまい、新しい発想や未来に向けた思考ができなくなってしまう。

 そうすると自分の能力を引き出すには、自然に「ストレスの少ない」仕事、究極的には「やっていてうれしさを感じること」を仕事にせよ、ということになる。

 ここで問題が一つ。

 いままで私が接してきたお客様や社内の若手職員の中に「自分が好きなこと」「自分がうれしさを覚えること」を明確に認識している人がほとんどいないのである。

 「自分のうれしいこと」がわかならないのに「好きなことをやれ」って言われても…と戸惑う様子が見て取れる。(「我慢」しすぎてもうわからなくなってしまっている?)

 こんな風に人間の才能や可能性は「我慢」で蓋をされてしまう。

 人生を開くキーは、嫌いなことをやめて好きなことに集中することだ。

 最後に。

 「好きなことをする」のは「好き放題する」とは違うので要注意。前者は人生に対してチャレンジャーの姿勢をとるものだが後者は単なるわがまま、だからである。