だんだん葉っぱが開いてきました。今日は金融機関折衝について。
我々再生マネージャーは経営者と銀行が何年か付き合った後に、途中から間に割って入る形になります。
そこで感じることは、銀行の思惑と経営者の思惑の食い違い。
私が銀行折衝の場にでるということはその企業さんの再生について「なんとかできる」という感触があるからこそ、ですが…
銀行側が冷たかったり、怒っていたりする場合は経営者が過去に何か不義理をしているはずです。
それも銀行側はイヤな思いをしていますが経営者の側はほとんど痛痒を感じていない、というパターンだと思います。
そのような場合はクライアント抜きで一度銀行側とお会いして本音を聞いておきます。
銀行には銀行独特のロジックがあります。媚びる、という意味ではなく、理解してあげることが大事だと思います。銀行員も人間ですので…。
先般同行した銀行折衝は逆パターンで、回ったすべての銀行が「できる限りの支援をする」という態度で応対していただき、過去培ったお客様企業との良好な関係をうかがわせるものとなりました。
感情のもつれは早いうちに、できる範囲でほどいておきたいものです。
活舌を良くしたい、こんな私にきりっとワンぽちお願いします。
「できがいいときだけ押しています」と言っていたK人さん、今日の出来はどうでしょうか。
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筆者山崎誠の経営する事業再生専門コンサルティング会社
株式会社 スター・ターンアラウンド・パートナーズ
筆者山崎誠が運営するネット書店 「街コンのビジネス家」
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